2024/4/29〜2024/5/5までのAWSアップデートを振り返ってみた #しむそく #しまがじ
はじめに
5月第1週のAWSアップデートを振り返ってみました!
可能な限りアップデートの内容を理解してまとめていますが、若干知識の浅いサービスや分野はコメントが軽めとなることがあります。ご了承ください。
一部のアップデートにおいて、AWS公式のブログと、各企業ブログなどへのリンクを参考として掲載しています!
ジャンルごとに大別しつつ、個人的に注目度が高いほど★を増やしています。
アツいアップデートだけ流し読みしたい場合は★★や★★★を追っていきましょう!
アップデートの見出しは日本語訳しています!(時期によっては既に日本語の記事が出ているものもあります)
【Pickup】Amazon Q
★★★【New】Amazon Q Businessがリリースされ、Amazon Q Appがプレビュー開始
Machine Learning: Q
Amazon Q BusinessがGAとなり、Amazon Q Appがプレビューリリースされました!
社内のエンタープライズシステムやデータと接続したチャットが構成できるほか、Appでは自然言語からチームに最適化された生成AIアプリケーションを簡単に作成できます。
Announcing the general availability of Amazon Q Business and Amazon Q Apps (Preview)
公式ブログ:
Amazon Q Business, now generally available, helps boost workforce productivity with generative AI
★★★【New】Amazon Q Developerが一般提供
Machine Learning: Q
Amazon Q DeveloperがGAされ、CodeWhispererが統合されました!
コンソールやIDE、Teams/Slackでのチャット、アカウントのリソースやコストなどの情報を元にした回答(Preview)のほか、コードの入力補助やアップグレードなどの支援も提供されています。
Amazon Q Developer is now generally available
公式ブログ:
★★★【New】Amazon Q in QuickSightがリリース
Machine Learning: Q
QuickSightでAmazon QによるGenerative BI機能がGAとなりました!
自然言語を使用して複数の洞察やビジュアルを迅速に得ることができ、レポートの作成やビジネスの改善に役立ちます。
AWS announces Amazon Q in QuickSight
公式ブログ:
DevelopersIO記事:
[アップデート] Generative BI の Amazon Q in QuickSight が GA となり、QuickSight のユーザーロールに「プロ」が追加されました
[アップデート] Amazon QuickSight のアカウント作成フローが変わり、なんとスタンダードエディションが選択できなくなってました
Sunny Cloud記事:
Amazon Q in QuickSightがGAになりました
★★★【New】GlueにおけるAmazon Qのデータ統合が一般提供
Machine Learning: Q
Amazon Q Developerの機能として、Glueでのデータ統合がGAとなりました!
自然言語による対話から、カスタムJDBCやSparkだけでなく複数のデータソースへの接続や変換を含む複雑なGlueジョブを作成できるほか、ジョブのトラブルシューティングも行えます。
Amazon Q data integration in AWS Glue is now generally available
公式ブログ:
Introducing Amazon Q data integration in AWS Glue
★★★Amazon QのサブスクリプションをIAM Identity Centerで管理可能に
Machine Learning: Q
GAとなったAmazon Q Business Pro, Business Lite, DeveloperのサブスクリプションをIAM Identity Centerで管理できるようになりました!
ユーザーやグループにサブスクリプションを割り当て、Organization内のアカウントやリージョンを移動しても資格を維持できます。
Amazon Q launches subscription management with AWS IAM Identity Center integration
★★【Preview】Amazon Q generative SQLがフランクフルトリージョンで利用可能に
Machine Learning: Amazon Q
バージニア北部とオレゴンでプレビュー中のAmazon Q generative SQLがフランクフルトリージョンでもプレビューとなりました!
Redshiftクエリエディタで利用でき、自然言語の入力でクエリが提案されることで迅速な分析を可能にします。
Amazon Q generative SQL (preview) is now available in AWS Europe (Frankfurt) region
【Pickup】Bedrock
★★★CohereのCommand RとCommand R+がBedrockで利用可能に
Machine Learning: Bedrock
Cohere社の最新モデルであるCommand RとCommand R+がオレゴンおよびバージニア北部リージョンのBedrockで利用できるようになりました!
日本語を含む10ヵ国語に対応するほか、長いコンテキストのタスクに特化しており、RAGでの利用に最適なモデルです。
Cohere Command R and Command R+ now available in Amazon Bedrock
公式ブログ:
DevelopersIO記事:
[アップデート] Amazon Bedrockで新モデル「Cohere Command R/R+」が利用可能になったので、RAGで使ってみた
★★★Titan Text Embeddings V2がBedrockで利用可能に
Machine Learning: Bedrock
BedrockでAmazonの埋め込みモデルTitan Text Embeddings V2がバージニア北部とオレゴンリージョンにて利用できるようになりました!
RAGに適した軽量なモデルで、256/512/1024の次元をサポートし、256次元でも精度を1024次元の97%まで維持することができます。
Amazon Titan Text Embeddings V2 now available in Amazon Bedrock
公式ブログ:
Amazon Titan Text V2 now available in Amazon Bedrock, optimized for improving RAG
★★★Knowledge Bases for BedrockがベクターストアとしてMongoDB Atlasをサポート
Machine Learning: Bedrock
Knowledge Bases for BedrockのベクターストアとしてMongoDB Atlasが利用できるようになりました!
ドキュメント指向のデータモデルを持つベクターデータベースで、Marketplaceからデプロイ可能、かつPrivateLinkに対応しており利便性に優れています。
Knowledge Bases for Amazon Bedrock now supports MongoDB Atlas for vector storage
公式ブログ:
Build RAG applications with MongoDB Atlas, now available in Knowledge Bases for Amazon Bedrock
★★Bedrockがムンバイで利用可能に
Machine Learning: Bedrock
ムンバイリージョンでBedrockが利用できるようになりました!
Claude 3 Sonnet/HaikuやLlama 3、Mistral Largeなどの基盤モデルをAPI経由で呼び出すことができます。
Amazon Bedrock now available in the Asia Pacific (Mumbai) Region
Compute系
★★★アクティブなAMIを可視化可能に
Compute: EC2
AMIが、最後にEC2の起動に使用された日時を確認できるようになりました!
アクティブに使用されているAMIを簡単に特定しやすくなり、不要なAMIを無効化や登録解除して整理するのに役立ちます。
Amazon EC2 simplifies visibility into your active AMIs
DevelopersIO記事:
[アップデート]最後にAMIを使ってEC2インスタンスを立てた日時が確認できるようになりました
★★★AMIが登録解除からの保護をサポート
Compute: EC2
AMIに登録解除保護が追加されました!
偶発的な登録解除からAMIを保護できるほか、登録解除保護を無効にしてから最大24時間の保護を継続するクールダウン期間を追加することもできます。
Amazon EC2 now protects your AMIs from accidental deregistration
DevelopersIO記事:
[アップデート]AMIの登録解除保護を設定できるようになりました
Sunny Cloud記事:
★ホノルルにローカルゾーンが追加
Compute: Local Zones
ハワイのホノルルにローカルゾーンが追加されました!
EBS, EC2, ECS, EKS, ALB, Direct Connectなどが利用可能で、1桁ミリ秒のレイテンシが求められるエッジワークロードに最適です。
Announcing the general availability of AWS Local Zones in Honolulu, Hawaii
★NitroTPMのパブリック承認キーを取得する新しいEC2 APIが追加
Compute: EC2
EC2に、Nitro Trusted Platform Module(NitroTPM)のパブリック承認キー(EkPub)を取得するGetInstanceTPMEkPub APIが追加されました!
自動かつ安全にNitroインスタンスの信頼性を確認することができ、セキュリティを向上させられます。
AWS announces a new Amazon EC2 API to retrieve the public endorsement key from NitroTPM
Database系
★★★DynamoDBがオンデマンドテーブルの最大スループットを設定可能に
Database: DynamoDB
DynamoDBのオンデマンドモードにおいて、最大読み取り/書き込みスループットを40Kリクエストユニットから変更可能になりました!
ワークロードに応じて調整したり、急速なスケールアップでコストや使用量が急増するのを防いだりすることができます。
Amazon DynamoDB introduces configurable maximum throughput for On-demand tables
DevelopersIO記事:
[アップデート] Amazon DynamoDB のオンデマンドキャパシティモードで最大スループットを指定出来るようになったので、YCSB で DynamoDB の負荷テストしてみた
★★DynamoDBがグローバルレプリケーションに対するFISアクションをサポート
Database: DynamoDB
DynamoDBのグローバルレプリケーションを一時停止するFault Injection Simulator(FIS)アクションが追加されました!
リージョン間のレプリケーションに対する障害をシミュレートして、アプリケーションのパフォーマンスと復元力をテストできます。
Amazon DynamoDB now supports an AWS FIS action to pause global table replication
★★RedshiftがマルチAZでzero-ETLをサポート
Database: Redshift
Redshift RA3クラスターにおいて、Multi-AZ構成がzero-ETL統合に対応しました!
RDSやDynamoDBなど多くのアプリケーションデータベースからのデータを、SLA99.99%の高可用性構成で分析することができます。
Amazon Redshift announces support for Multi-AZ deployment with zero-ETL integration
★★RDS for MySQL 8.3をプレビュー環境で利用可能に
Database: RDS
RDS for MySQL 8.3 Innovation ReleaseをPreview Environmentで実行することができるようになりました!
最大60日間利用可能なデータベースインスタンスを作成し、MySQL 8.3で追加された様々な新機能を試用することができます。
★★Aurora for PostgreSQLが16.2, 15.6, 14.11, 13.14, 12.18をサポート
Database: RDS
Aurora for PostgreSQLがマイナーバージョン16.2, 15.6, 14.11, 13.14, 12.18に対応しました!
高速なCOPY操作(16.2のみ)やクエリプラン管理の強化、最適化による論理レプリケーションラグの削減などが含まれています。
Amazon Aurora supports PostgreSQL 16.2, 15.6, 14.11, 13.14, and 12.18
★RDS for SQL Server 2019がSSAS Multidimensionalをサポート
Database: RDS
RDS for SQL Server 2019が、MultidimensionalモードでSQL Server Analysis Services(SSAS)に対応しました!
Microsoft Business Intelligenceツールの一つで、エンタープライズレベルのオンライン分析処理ソリューションを開発することができます。
Amazon RDS for SQL Server Supports SSAS Multidimensional for SQL Server 2019
★Timestream for LiveAnalytics向けのTimestream Conpute Unitがリリース
Database: Timestream
Timestream for LiveAnalyticsにサーバーレスコンピューティング容量としてTimestream Compute Unit(TCU)が導入されました!
大きな時系列データをクエリする際、クエリに対する最小バイトの代わりにTCUの数による従量課金を適用することで、コストを制御しやすくなります。
Announcing Timestream Compute Unit (TCU) for Amazon Timestream for LiveAnalytics
Network系
★★Route 53 Resolver DNS Firewallがドメインリダイレクトをサポート
Networking & Content Delivery: Route 53
Route 53 Resolver DNS FirewallがCNAMEやDNAMEなどのドメインリダイレクトに対応しました!
リダイレクト元がホワイトリストに登録されている際、リダイレクト先のドメインも自動で許可されるようになり、ルールにおけるホワイトリストの管理が簡略化されます。
Amazon Route 53 Resolver DNS Firewall now supports Domain Redirection
公式ブログ:
Stop the CNAME chain struggle: Simplified management with Route 53 Resolver DNS Firewall
Storage系
★★★EFSのクライアントあたりの最大スループットが1.5GiB/sに増加
Storage: EFS
EFSが、全ての商用リージョンでクライアントあたりの最大スループットを500MiB/sから1.5GiB/sに増加しました!
財務分析やゲノム解析、ビデオコード変換などスループット集中型のワークロードにおいて、最大3倍高速な処理が可能となります。
Amazon EFS increases maximum per-client throughput to 1.5 GiB/s
Integration系
★★EventBridge PipesがPrivateLink経由でのイベント配信をサポート
Application Integration: EventBridge
EventBridge PipesがPrivateLinkを経由したイベント配信に対応しました!
KafkaやMQなどのイベントソースやHTTPエンドポイントなどのターゲットについて、パブリックインターネットを介さずイベントを配信でき、セキュアかつアプリケーションを簡素化します。
Amazon EventBridge Pipes now supports event delivery through AWS PrivateLink
★B2B Data Interchangeが997とTA1の自動応答をサポート
Application Integration: B2B Data Interchange
B2B Data Interchangeが、997の機能確認応答おとびTA1の交換確認応答をX12 EDIトランザクションにて自動で生成するようになりました!
パートナーが997およびTA1の応答を必要とする際に自動で配信できるようになり、各確認応答はEDIとともにS3へ保存されます。
Announcing automated 997 and TA1 acknowledgements for AWS B2B Data Interchange
Management系
★★Trusted Advisorがリソースを除外するAPIをサポート
Management & Governance: Trusted Advisor
Trusted AdvisorによるAWS上位サポートプランで利用可能なAPIに、BatchUpdateRecommendationResourceExclusionsが追加されました!
特定チェックから特定のリソースを除外できるようになるAPIで、自社要件に合う形で推奨事項を表示させることができます。
AWS Trusted Advisor now supports API to exclude resources
★★CloudWatch上のConfigデータ使用量表示が簡素化
Management & Governance: Config
Configのデータ使用量をモニタリングするCloudWatchメトリクスが、請求対象の使用量のみ表示されるようになりました!
記録の対象外としたリソースタイプの作成および削除のキャプチャに伴う使用量を除外することで、使用量とコストとの関連付けが明確になります。
AWS Config simplifies usage analysis with Amazon CloudWatch metrics
★★CloudWatchがクロスアカウントの可観測性でリソースフィルタリングをサポート
Management & Governance: CloudWatch
CloudWatchにおけるクロスアカウントの観測機能に、リソースフィルタリングが追加されました!
アカウント間で共有されるログやメトリクスをフィルタリングすることで、特定リソースに絞った表示ができ、効率的な監視や観測が可能になります。
Amazon CloudWatch launches resource filtering for cross-account observability
★★CloudWatch Internet Monitorがコンソール上でIPプレフィックスの表示をサポート
Management & Governance: CloudWatch
CloudWatch Internet Monitorのコンソールダッシュボードにて、IPv4プレフィックスが表示されるようになりました!
クライアントの場所に関連付けられたIPv4プレフィックスの表示や、プレフィックスに関連するネットワークデータのフィルタリングなどが行えます。
IP prefix visibility on Amazon CloudWatch Internet Monitor console
Sunny Cloud記事:
【アップデート】Amazon CloudWatch インターネットモニターのコンソール ダッシュボードに IPv4 プレフィックスが表示されるようになりました
★Launch WizardでSAP Web Dispatcherのデプロイを自動化
Management & Governance: Launch Wizard
Launch WizardがSAP Web Dispatcherに対応しました!
SAPアプリケーションの負荷分散、セッション管理、URLフィルタリングなどリソースの利用を最適化するSAP Web Dispatcherを、AWS上へ簡単に自動デプロイできるようになります。
Automate deployment of SAP Web Dispatcher using AWS Launch Wizard
公式ブログ:
Automate deployment of SAP Web Dispatcher using AWS Launch Wizard for SAP
Security系
★★★Security Hubにリソースタグ付け標準が追加
Security, Identity, & Compliance: Security Hub
Security HubにResource Tagging Standardが追加されました!
必要なタグキーが付与されているかをチェックするための85のコントロールを、アカウント/リージョンまたは中央構成を適用した組織全体に適用することができます。
AWS Security Hub announces the AWS Resource Tagging Standard
DevelopersIO記事:
★★Firewall ManagerがVPCのネットワークACLルールをサポート
Security, Identity, & Compliance: Firewall Manager
Firewall Managerにて、VPCのネットワークACLルールを一元的に作成および管理するためのポリシーが定義できるようになりました!
ベースラインルールによるアカウントの自動保護のほか、コンプライアンスステータスの確認が行えます。
DevelopersIO記事:
[アップデート] AWS Firewall Manager で組織のポリシーとしてネットワーク ACL も管理できるようになりました
Analytics系
★★OpenSearchのカスタムエンドポイントがRoute 53のエイリアスレコードをサポート
Analytics: OpenSearch
OpenSearchのカスタムエンドポイントをRoute 53のAliasレコードに指定できるようになりました!
CNAMEとして設定するよりも柔軟性が向上し、IPv4およびIPv6のいずれもデュアルスタックなエンドポイントとしてルーティングすることができます。
Amazon OpenSearch Service now supports Route 53 alias record for custom endpoint
★★EMR Serverlessがシャッフル最適化ディスクをサポート
Analytics: EMR
EMR Serverlessの一時ストレージにシャッフル最適化ディスクが追加されました!
SparkやHiveで並列計算を行う際のデータ再分散または再編成によるI/O集中なシャッフル処理が最適化され、より大きなストレージ容量とIOPSで効率的にワークロードを実行できます。
Machine Learning系
★★Transcribeが生成AIを活用した通話の要約を提供
Machine Learning: Transcribe
Transcribeが、Call Analytics APIにより生成AIを利用した通話要約機能をリリースしました!
コンタクトセンターなどにおいて通話内容を簡潔にまとめ、エージェントの業務を効率化します。 ※現時点では英語のみサポート
Amazon Transcribe announces general availability of generative AI-powered call summarization
★HealthOmicsがプライベートワークフローの動的実行ストレージをサポート
Machine Learning: HealthOmics
HealthOmicsのプライベートワークフローにおいて、ファイルシステムを動的に拡張できるようになりました!
ファイルシステムの使用率に応じてストレージを自動でスケールアップ/スケールダウンでき、常にワークフローに十分なストレージを利用可能です。
AWS HealthOmics now supports dynamic run storage for private workflows
★HealthOmicsがプライベートワークフローでクロスアカウント共有をサポート
Machine Learning: HealthOmics
HealthOmicsのプライベートワークフローをAWSアカウント間で共有できるようになりました!
ヘルスケアやライフサイエンスにおいて社内および社外のコラボレーターとワークフローを共有し、再現可能なワークフローにより検証を行いやすくします。
AWS HealthOmics now supports cross-account sharing for private workflows
★Personalizeが大規模なアイテムカタログを低レイテンシーでサポートする新しいレシピを提供
Machine Learning: Personalize
Amazon Personalizeに新しいレシピとして、User-Personalization-v2とPersonalized-Ranking-v2が追加されました!
V2レシピと呼ばれ、低い推論レイテンシで最大500万項目のカタログをサポートしたことで、推奨精度とカバレッジが向上しています。
Amazon Personalize launches new recipes supporting larger item catalogs with lower latency
★Personalizeのデータセットからのユーザー削除が簡素化
Machine Learning: Personalize
Personalizeにて、データセットからユーザーを削除する方法が簡単になりました!
削除したいユーザーIDを含んだcsvをS3にアップし、APIで削除ジョブを定義してファイルを指定することで、データセットがユーザーに関する情報を保存しないようになります。
Amazon Personalize now makes it easier than ever to delete users from datasets
Developer系
★★CodeCatalystがコミット履歴をサポート
Developer Tools: CodeCatalyst
CodeCatalystでコミット履歴を確認できるようになりました!
他のGitアプリケーションと同様に、コンソール上でgitコミットの履歴を確認し、変更内容や理由の理解に役立ちます。
Introducing file commit history in Amazon CodeCatalyst
★CodeArtifactがRubyGemsをサポート
Developer Tools: CodeArtifact
CodeArtifactにRubyGemsが対応しました!
Rubyライブラリの配布に使用するGemを保存し、RubyGemsやBundler CLIなどを使用してCodeArtifactリポジトリから公開したり、ダウンロードしてリポジトリに保存したりすることができます。
AWS CodeArtifact now supports RubyGems
Business系
★★【Preview】Amazon Connect Contact Lensが生成AIを利用したエージェントのパフォーマンス評価を提供
Business Applications: Connect
Amazon Connect Contact Lensにて、生成AIによるエージェントのパフォーマンス評価がプレビュー提供されました!
Bedrockのモデルを利用して評価に対する推奨事項とその背景(正当性)が生成され、正確な評価を得られやすくなります。
★★Amazon Connect Contact Lensがエージェントの画面収録をサポート
Business Applications: Connect
Amazon Connect Contact Lensにて、エージェントの画面記録を有効にできるようになりました!
WindowsインスタンスにてマルチセッションVDIが構成されている場合に利用でき、パフォーマンスの向上と効率化に貢献します。
New feature for Amazon Connect Contact Lens agent screen recording
★PinpointがMMSをサポート
Business Applications: Pinpoint
Amazon Pinpointが、米国とカナダのMMS(Multimedia Messaging Service)に対応しました!
米国またはカナダのPinpoint SMS電話番号を使ってリクエストし承認されることで、テキストに加え画像や動画などのリッチコンテンツを送信できるようになります。
Amazon Pinpoint now supports multimedia messaging service (MMS)
★PinpointがSMS配信を正確に制御する国別ルールを提供
Business Applications: Pinpoint
PinpointがSMSや音声メッセージを送信する際、送信先の国に応じたルールを提供するようになりました!
アカウント単位で構成するか構成セットを使用することで、送信する国の要件に合わせた設定でメッセージを送信できます。
Amazon Pinpoint introduces country rules to precisely control SMS message delivery
★AppFabricがSalesforce, Azure Monitor, oogle Analyticsをサポート
Business Applications: AppFabric
AppFabricがデータソースとしてSalesforce, Azure Monitor, Google Analyticsに対応しました!
それぞれのデータソースから監査ログを送信し、セキュリティツールやデータレイクにて正規化および集約することができます。
AWS AppFabric now supports Salesforce, Azure Monitor and Google Analytics
★Chime SDK Voice ConnectorがオーディオストリーミングでG.711 A-Lawエンコードをサポート
Business Applications: Chime SDK
Chime SDK Voice Connectorのオーディオストリーミングが、低遅延で汎用的なG.711 A-Lawによりエンコードされたオーディオに対応しました!
セッション開始プロトコル録音(SIPREC)を使用することで、電話システムからAWSへ音声をストリーミングできます。
Amazon Chime SDK Voice Connector now supports audio streaming G.711 A-Law encoded audio
Front-End系
★Location ServiceがMapLibre GL JS Geocoder用のPlaces統合プラグインをリリース
Front-End Web & Mobile: Location Service
Location ServiceにMapLibre GL JS Geocoderと統合可能なPlacesプラグインが追加されました!
Location Places APIをMapLibreと統合し、シームレスに呼び出せるようになり、アプリケーションの開発を迅速かつ簡単に行えるようにします。
Amazon Location Service releases Places integration plugin for MapLibre GL JS Geocoder
Migration系
★Mainframe Modernization File Transferのデータセット検出ワークフローが強化
Migration & Transfer: Mainframe Modernization
Mainframe Modernization File Transferのデータセットを検出するためのワークフローが強化されました!
コンソールから直接メインフレームデータセットカタログを参照して選択できるようになり、直感的で簡単にファイル転送を準備できます。
AWS Mainframe Modernization File Transfer introduces enhanced data set discovery workflow
おわりに
今週もきっとどこよりも早いアップデートまとめをお送りしました!
ついにAmazon QがGAしたり、Bedrockのアップデートが続いたりと盛りだくさんですね!
Twitterアカウントでは可能な限り日々のアップデートを紹介しているので、そちらもチェックしてみてください!
ハッシュタグ #しむそく も2023/10/20以降の更新に付与しています!流し読みしたいときにどうぞ。
(2月4週を除く)