2024/12/16〜2024/12/22のAWSアップデートを振り返ってみた #しむそく #しまがじ
はじめに
12月3週のAWSアップデートを振り返ってみました!
可能な限りアップデートの内容を理解してまとめていますが、若干知識の浅いサービスや分野はコメントが軽めとなることがあります。ご了承ください。
一部のアップデートにおいて、AWS公式のブログと、各企業ブログなどへのリンクを参考として掲載しています!
ジャンルごとに大別しつつ、個人的に注目度が高いほど★を増やしています。
アツいアップデートだけ流し読みしたい場合は★★や★★★を追っていきましょう!
アップデートの見出しは日本語訳しています!(時期によっては既に日本語の記事が出ているものもあります)
IPv6に対応したサービスアップデート
★★AWS Backupがデュアルスタック環境をサポート
Storage: Backup
AWS BackupのAPIエンドポイントがデュアルスタックに対応しました!
IPv4とIPv6の両方を同時に利用可能となり、アプリケーションをIPv6へ徐々に移行する際に有用です。
AWS Backup now supports dual-stack (IPv4 and IPv6) environments
★Timestream for InfluxDBがIPv6をサポート
Database: Timestream
Timestream for InfluxDBがIPv6を使用してインスタンスを作成できるようになりました!
IPv6を使用、または移行するシステムでTimestreamを利用でき、ネットワークスタックを簡素化させられます。
Amazon Timestream for InfluxDB now supports Internet Protocol Version 6 (IPv6) connectivity
★Network FirewallがIPv6サービスエンドポイントをサポート
Security, Identity, & Compliance: Network Firewall
Network Firewallの管理APIがIPv6に対応しました!
サービスに対するアクションをデュアルスタックエンドポイントへ送信できるようになり、アプリケーションを段階的にIPv6へ移行するのに役立ちます。
AWS Network Firewall now supports IPv6 Service Endpoints
★Location ServiceがIPv6をサポート
Front-End Web & Mobile: Location Service
Location ServiceでIPv6が利用できるようになりました!
新しくデュアルスタックエンドポイントとしてデプロイが可能となり、IPv6アプリケーションからの接続や、アプリケーションのIPv6移行に役立ちます。
Amazon Location Service now supports Internet Protocol Version 6 (IPv6)
★EBSのRecycle BinがIPv6をサポート
Storage: EBS
EBSスナップショットやバックアップAMIのRecycle BinがIPv6に対応しました!
Recycle Binがデュアルスタックエンドポイントで利用可能となり、IPv6アプリケーションでの利用やIPv4からの段階的な移行に有用です。
Announcing Internet Protocol Version 6 (IPv6) support for Recycle Bin
★Mainframe ModernizationがIPv6をサポート
Migration & Transfer: Mainframe Modernization
Mainframe Modernizationのマネージドランタイム環境がIPv6に対応しました!
デュアルスタッククライアントから接続できるようになり、IPv6システムからの接続や、IPv4からIPv6へのシステム移行時に有用です。
AWS Mainframe Modernization now supports connectivity over Internet Protocol version 6 (IPv6)
Compute系
★EC2がU7inhインスタンスをサポート
Compute: EC2
新しいHigh Memory U7inインスタンスが、バージニア北部とオレゴンのEC2に追加されました!
SAP HANAなど大規模なコンピューティング集約型のインメモリデータベースに対し、EC2で最も高いパフォーマンスを発揮します。
Introducing Amazon EC2 High Memory U7inh Instance
★High Memoryインスタンスが大阪リージョンでサポート
Compute: EC2
6TBのメモリを持つu-6tb1.56xlargeおよびu-6tb1.112xlargeインスタンスが、大阪リージョンのEC2で利用可能になりました!
SAPによる本番利用が認定されており、SAP S/4HANAデータベースなどのSAPアプリケーションを実行することができます。
Amazon EC2 High Memory instances now available in Asia Pacific (Osaka) region
★Elastic Beanstalkが環境無効時のステータス更新をサポート
Compute: Elastic Beanstalk
Elastic Beanstalkが更新失敗により環境が無効となった際、ステータスを簡単に更新できるようになりました!
サポートへの連絡が不要となり、基盤となるスタックの修正ガイドが提供されるため、ダウンタイムと複雑さを抑えることができます。
AWS Elastic Beanstalk now updates environment status when invalid
★ParallelClusterがバージョン3.12をサポート
Compute: ParallelCluster
ParallelCluster 3.12がリリースされました!
カスタムイメージにオプションで推奨NVIDIAドライバーやLustreクライアントを追加するためのソフトウェアコンポーネントを含めることができるようになります。
AWS ParallelCluster 3.12 now available with custom image build enhancements
★Parallel Computing ServiceがCloudFormationをサポート
Compute: PCS
Parallel Computing Service(PCS)のリソースがCloudFormationに対応しました!
PCSクラスターを反復的かつ自動で展開および管理できるようになり、HPCワークロードを利用しやすくなります。
Announcing CloudFormation support for AWS Parallel Computing Service
★Parallel Computing ServiceがSlurm 24.05をサポート
Compute: PCS
Parallel Computing Service(PCS) がSlurm 24.05に対応しました!
RPC呼び出しの監査の改善、セキュリティ強化、クライアントコマンドの強化、ファンアウトの改善、SHA-3対応などが含まれています。
AWS Parallel Computing Service (PCS) now supports Slurm version 24.05
★BottlerocketがElastic Fabric Adapterをサポート
Compute: Bottlerocket
コンテナ運用に最適化されたLinux OSであるBottlerocketが、Elastic Fabric Adapter(EFA)に対応しました!
AI/MLやHPCワークロード向けのG4/G5/P4/P5インスタンスなどが利用可能になり、コンテナホスティング環境を強化します。
Bottlerocket now supports Elastic Fabric Adapter for AI/ML and HPC workloads
Containers系
★★ECS on Fargateがネットワークへの障害注入をサポート
Containers: ECS
ECS on Fargateにデプロイされたアプリケーションに対し、ネットワーク障害の注入実験ができるようになりました!
FISを使用して、ネットワークのレイテンシー、ブラックホール、パケットロス、CPUストレスなどを実験し、信頼性や回復力を確認できます。
Amazon ECS now supports network fault injection experiments on AWS Fargate
★★EKSが強化されたアップグレードインサイトをサポート
Containers: EKS
EKSのKubernetesバージョン更新時の影響を確認可能なアップグレードインサイトが機能を拡張しました!
kubeletやkube-proxy、EKSアドオンに関するアップグレード時のクラスター健全性やバージョン互換性といった問題を把握することができます。
Amazon EKS expands catalog of upgrade insight checks
★★EKSがノードのヘルスモニタリングと自動修復をサポート
Containers: EKS
EKSがクラスター内のEC2インスタンスノードにおける健全性を監視し、自動修復アクションを実行できるようになりました!
エージェントアドオンをインストールすることで有効にし、可用性と運用効率を向上させられます。
Announcing Node Health Monitoring and Auto-Repair for Amazon EKS
Database系
★★RDS ProxyがMySQL向けのcaching_sha2_password認証をサポート
Database: RDS
RDS ProxyがRDSとAuroraのMySQL向けに、よりセキュアなcaching_sha2_password認証プラグインを提供しました!
MySQL 8.4以降のデフォルト認証プラグインであり、RDS Proxyのデフォルトもcaching_sha2_passwordに変更されます。
Amazon RDS Proxy announces caching_sha2_password authentication support for MySQL on Aurora and RDS
★DMSがOracle/SQL ServerソースエンドポイントのKerberos認証をサポート
Database: DMS
DMSがOracle/SQL Serverのソースエンドポイントに対し、Kerberos認証を用いて接続できるようになりました!
Directory Service for Microsoft ADやManaged ADとフォレスト信頼関係を持つオンプレミスADの認証情報を利用し、簡単かつ安全な移行を準備できます。
AWS DMS now supports Kerberos authentication for Oracle and SQL Server Source Endpoints
★RDS for MySQL Innovation Release 9.1がプレビュー環境でサポート
Database: RDS
MySQLのInnovation Release 9.1が、RDSのプレビュー環境でデプロイできるようになりました!
OIDCサポートやJavaScriptでのVector型対応、CREATE VIEW IF NOT EXISTSなどの新機能やバグ修正などが含まれているバージョンです。
★RDS for MariaDBがマイナーバージョン11.4.4, 10.11.10, 10.6.20, 10.5.27をサポート
Database: RDS
RDS for MariaDBのマイナーバージョン11.4.4, 10.11.10, 10.6.20, 10.5.27がリリースされました!
既知のセキュリティ脆弱性の修正や、バグ修正およびパフォーマンスの改善、新機能の追加が含まれています。
Amazon RDS for MariaDB supports minors 11.4.4, 10.11.10, 10.6.20, 10.5.27
★RDS for Db2がインスタンスあたり複数のデータベースをサポート
Database: RDS
RDS for Db2が、1つのインスタンスで最大50個のデータベースを作成できるようになりました!
create_databaseにより簡単にデータベースを作成し、アクティブ/非アクティブ化も可能なため、ライセンスやインスタンスの管理が軽減されます。
Amazon RDS for Db2 supports multiple databases within an instance
★DocumentDBがR6gdインスタンスをサポート
Database: DocumentDB
DocumentDB V5.0で、NVMe対応のR6gdインスタンスが利用できるようになりました!
一時スペースがローカルSSDでホストされるためクエリレイテンシーが削減され、最大7倍のクエリパフォーマンスが提供されます。
Announcing NVMe-backed R6gd Instances for Amazon DocumentDB (with MongoDB Compatibility)
Network系
★★PrivateLinkのクロスリージョン接続が14リージョンでサポート
Networking & Content Delivery: VPC
PrivateLinkのクロスリージョンネイティブ接続が、大阪を含む14リージョンに拡張されました!
対応リージョン間で、クロスリージョンピアリングやパブリックインターネット経由をすることなくインターフェースエンドポイントと相互接続が可能です。
AWS PrivateLink cross-region connectivity now available in 14 additional Regions
Integration系
★★EventBridgeがAPI destinationsにおけるプロアクティブなOAuth更新をサポート
Application Integration: EventBridge
EventBridgeのAPI destinationsにおいて、OAuth認証エンドポイントの更新をプロアクティブに行うようになりました!
有効期限の近いトークンにおけるAPI呼び出し時に非同期で新しいトークンを呼び出すことで、期限切れによる処理の中断や遅延を抑制します。
Amazon EventBridge announces API destinations proactive OAuth token refresh
Storage系
★★★AWS Backupがバックアップの検索とアイテムレベルの復元をサポート
Storage: Backup
AWS Backupが、EBSスナップショットやS3バックアップのファイルやオブジェクトを検索し、アイテムレベルで復元できるようになりました!
インデックスを作成してファイル検索を行い、一度の操作で最大5つのアイテムを復元でき、フルリカバリが不要となります。
AWS Backup launches support for search and item-level recovery
★EBSがDedicated Local Zonesのローカルスナップショットをサポート
Storage: EBS
EBSがDedicated Local Zonesへローカルスナップショットを保存できるようになりました!
データレジデンシーの要件が求められるワークロードでスナップショットを作成可能となり、IAMポリシーで強制することもできます。
Amazon EBS launches Local Snapshots for AWS Dedicated Local Zones
Security系
★★IAM Roles AnywhereのクレデンシャルヘルパーがTPM 2.0をサポート
Security, Identity, & Compliance: IAM
IAM Roles Anywhereで使用するクレデンシャルヘルパーが1.4.0をリリースし、Trusted Platform Module(TPM)2.0に対応しました!
WindowsやLinuxのTPMに保管されたX.509証明書と秘密鍵を認証に利用できるため、セキュアな鍵管理が行えます。
IAM Roles Anywhere credential helper now supports TPM 2.0
Management系
★★Resilience HubがカスタマイズされたFISの推奨事項をサポート
Management & Governance: Resilience Hub
Resilience HubとFault Injection Service(FIS)との統合が強化されました!
Resilience Hubコンソールから耐障害性テストを開始でき、FISのアクションとシナリオを使用したカスタマイズされた実験の推奨事項が提供されるようになります。
AWS Resilience Hub now provides tailored AWS Fault Injection Service recommendations
★★Resilience HubがCloudWatchアラーム検出をサポート
Management & Governance: Resilience Hub
Resilience HubがCloudWatchアラームを自動的に検出できるようになりました!
既に設定されたCloudWatchアラームを自動で回復力スコアに組み込むことができ、正確な評価や追加のアラーム推奨事項の把握に役立ちます。
AWS Resilience Hub now supports Amazon CloudWatch alarm detection for application resilience
★AWS Configが3リソースタイプをサポート
Management & Governance: Config
AWS Configが対応するリソースタイプが3種類追加されました!
AWS::Cognito::IdentityPool, AWS::MediaConnect::Gateway, AWS::OpenSearchServerless::VpcEndpointを新たに検出および記録できます。
AWS Config now supports 3 new resource types
Analytics系
★★QuickSightがデータセットのユニークキーをサポート
Analytics: QuickSight
QuickSightがデータセットに対するユニークキーを提供しました!
従来の全列に対する並べ替えと比較し、ユニークキーのみを使用することで、ページネーションの安定性を維持したままパフォーマンスを向上させ、レンダリング時間を最大60%短縮します。
Amazon QuickSight Launches Unique Key for Dataset
DevelopersIO記事:
[アップデート] Amazon QuickSight のデータセットでユニークキーが設定出来るようになったので挙動を検証してみた
★★Glue Data CatalogがApache Icebergテーブルへの高度な自動最適化をサポート
Analytics: Glue
Glue Data Catalogが、Apache Icebergテーブルに対してより高度な最適化を自動で行えるようになりました!
削除ファイルの圧縮やデータ型のネストなどが含まれ、大量の削除ファイルによるオーバーヘッドなどの削減によりパフォーマンスが向上します。
AWS Glue Data Catalog offers advanced automatic optimization for Apache Iceberg tables
公式ブログ:
Accelerate queries on Apache Iceberg tables through AWS Glue auto compaction
★★Glueがアプリケーション向けの16のコネクタをサポート
Analytics: Glue
Glueのアプリケーション向けコネクタが16追加されました!
Datadog, Asana, Linkedin, SendGrid, Zoom Meetingsなどからデータを簡単に取り込めるようになり、AWS上での分析が加速します。
AWS Glue expands connectivity to 16 native connectors for applications
★Kinesis Producer LibraryがAWS SDK for Java 2.xをサポート
Analytics: Kinesis Data Streams
Kinesis Producer Libraryのバージョン1.0がリリースされ、AWS SDK for Java 2.0に対応しました!
コアデータ処理ロジックを変更せずにアップグレード可能で、AWS SDK for Java 1.xへの依存を排除できます。
Kinesis Producer Library now supports the AWS SDK for Java 2.x
★MSK Connectがバージョン3.7をサポート
Analytics: MSK
MSK Connectが新しいコネクタでバージョン3.7を利用できるようになりました!
Kafka Connectと互換性のあるデータ移動コネクタ向けのツールで、バグ修正とパフォーマンス改善が含まれています。
Amazon MSK Connect adds support for Apache Kafka Connect version 3.7
Machine Learning系
★★★Llama 3.3 70BがBedrockでサポート
Machine Learning: Bedrock
Metaの最新モデルLlama 3.3 70BがBedrockで利用可能となりました!
テキスト性能においてLlama 3.1 70Bや3.2 90Bよりパフォーマンスが向上し、Llama 3.1 405Bと同等のパフォーマンスでより計算リソースの少ない高効率なモデルです。
Meta’s Llama 3.3 70B model now available in Amazon Bedrock
★★Stable Diffusion 3.5 LargeがBedrockでサポート
Machine Learning: Bedrock
Stability AIのText to ImageモデルであるStable Diffusion 3.5 LargeがオレゴンのBedrockで利用可能になりました!
81億パラメータにより1メガピクセルの高品質な画像を生成するモデルで、Stable Image Ultraに含まれるようになります。
Introducing Stable Diffusion 3.5 Large in Amazon Bedrock
公式ブログ:
Stable Diffusion 3.5 Large is now available in Amazon Bedrock
★★Amazon Q Businessの分析ダッシュボードが強化された会話洞察をサポート
Machine Learning: Q Business
Amazon Q Businessの分析ダッシュボードが強化されました!
回答が見つからないクエリ、ブロックされたクエリ、エンドユーザーフィードバックを確認できるようになり、アプリケーションパフォーマンスの改善に利用できます。
Amazon Q Business analytics dashboard enhanced with conversation insights
★Amazon Q BusinessがSOCに準拠
Machine Learning: Q Business
Amazon Q BusinessがSOC(System and Organization Controls)1, 2, 3に準拠するようになりました!
セキュリティリスクへの保護手段と手順が行われていることを保証し、SOCを要件としているワークロードでの利用が可能になります。
Amazon Q Business is now SOC compliant
Business系
★★Amazon Q in Connectが64言語をサポート
Business Applications: Connect
Amazon Q in Connectが、エージェント支援機能において日本語を含む64言語に対応しました!
母国語でAmazon Qとチャットし、回答生成、ナレッジ記事へのリンク、ステップバイステップの提供などにより支援を受けられます。
Amazon Connect launches support for 64 languages for Amazon Q in Connect agent assistance
★Amazon Connectが改良されたエージェント階層構成インターフェイスをサポート
Business Applications: Connect
Amazon Connectの階層構成UIが刷新されました!
エージェントの階層を視覚化し、入力先行検索によりリソースを発見しやすくなったほか、CloudTrailに対応しているため階層や構造への変更を記録・監査できます。
Amazon Connect launches improved agent hierarchy configuration interface with AWS CloudTrail support
★Amazon Connectのエージェントステータス設定がCloudTrailをサポート
Business Applications: Connect
Amazon Connectのエージェントステータスにおける変更がCloudTrailに記録されるようになりました!
ユーザー、キュー、フローも同様に記録され、誰が、あるいはどの管理ウェブサイトユーザーが変更を行ったかを監視および特定できます。
Amazon Connect launches AWS CloudTrail support for Agent Status configuration
★Amazon Connectが管理ウェブサイトからのキュー及びルーティングプロファイルの削除をサポート
Business Applications: Connect
Amazon Connectが、APIだけでなく管理ウェブサイトからの操作でもキューとルーティングプロファイルを削除できるようになりました!
ユースケースのテストやエージェントの再編成により発生した不要なリソースを、クリックで簡単に削除できます。
Amazon Connect now supports deletion of queues and routing profiles from the admin website
★Amazon Connectがチャット内での組み込み顧客認証をサポート
Business Applications: Connect
Amazon Connectがチャット内で顧客認証の組み込み機能を提供しました!
顧客認証フローブロックにより実装し、顧客IDに基づいてパーソナライズされた対応を行うことができるようになります。
Amazon Connect now provides built-in capabilities for customer authentication within chats
★Amazon Connectがマルチパーティチャットをサポート
Business Applications: Connect
Amazon Connectでマルチパーティチャットが利用できるようになりました!
進行中のチャットに最大4人のエージェントが参加可能になり、顧客の問題を迅速に解決できます。
Amazon Connect now supports multi-party chat
★Amazon Connect Tasksが最大30日の有効期限をサポート
Business Applications: Connect
Amazon Connect Tasksの有効期限を、デフォルトの7日から最大30日まで設定できるようになりました!
優先順位の低いタスクがスーパーバイザーにエスカレーションされるまでの期間を、より長く設定可能です。
Amazon Connect Tasks now support durations up to 30 days
★Amazon Connectが分析データレイクでエージェントスケジュールデータをサポート
Business Applications: Connect
Amazon Connectが分析データレイクにてエージェントのスケジュールデータを提供しました!
給与計算用の稼働時間や、特定期間の勤務予定エージェント数に関するビューなど、運用や監査のユースケースに利用できます。
Amazon Connect now provides agent schedule data in analytics data lake
Front-End系
★★AppSync GraphQLが新しいリゾルバユーティリティによりAuroraのサポートを強化
Front-End Web & Mobile: AppSync
AppSync GraphQLがJavaScriptリゾルバにRDS拡張ユーティエイティを追加し、Aurora MySQL/PostgreSQLとの接続が強化されました!
複数の新機能が追加され、より安全で正確なSQLのselectステートメントを簡単に作成できるようになります。
AWS AppSync GraphQL enhances Amazon Aurora PostgreSQL and MySQL support with new resolver utilities
End User系
★★AppStream 2.0がmacOSクライアントをサポート
End User Computing: AppStream 2.0
AppStream 2.0がmacOSをネイティブクライアントに追加しました!
Macへクライアントアプリケーションをインストールすることで、マルチモニターやUDPストリーミングなどの機能を備えた環境でAppStream 2.0アプリケーションへのアクセスが利用可能です。
Amazon AppStream 2.0 introduces client for macOS
★AppStream 2.0がRocky Linuxをサポート
End User Computing: AppStream 2.0
AppStream 2.0がRocky Linux from CIQを利用してアプリケーションとデスクトップをストリーミングできるようになりました!
従来のデスクトップアプリケーションを、リファクタリングせずにRPM互換の環境にてSaaS配信することが可能となります。
Amazon AppStream 2.0 introduces Rocky Linux Application and Desktop streaming
★WorkSpaces PersonalがGlobal Acceleratorをサポート
End User Computing: WorkSpaces
WorkSpaces PersonalがGlobal Acceleratorと統合されました!
DCVプロトコルを実行する遠方のWorkspace Personalユーザーに対し、自動でエッジロケーションおよびグローバルネットワークへルーティングすることで、最適で安定したストリーミングを実現します。
Amazon WorkSpaces Personal now supports AWS Global Accelerator
Migration系
★★DataSyncがすべてのストレージロケーションの設定更新をサポート
Migration & Transfer: DataSync
DataSyncが、サポートされているすべてのストレージロケーションの設定を直接更新できるようになりました!
パラメータ更新の際にタスクやロケーションを再作成する必要が無くなり、柔軟かつ効率良くデータ転送を管理できます。
AWS DataSync now supports configuration updates for all supported storage locations
★Transfer FamilyがAS2メッセージ属性に対する追加の制御をサポート
Migration & Transfer: Transfer Family
Transfer Familyが、B2Bで利用されるApplicability Statement 2(AS2)メッセージの属性を制御する設定オプションを追加しました!
取引パートナー側で設定を変更せずに、セキュアかつ確実なメッセージ送受信を行えます。
AWS Transfer Family provides additional controls over AS2 message attributes
IoT系
★IoT Device Managementが高スループットのデバイス接続ステータスクエリをサポート
Internet of Things: IoT Device Management
IoT Device Managementが、高スループットの接続ステータスクエリAPIを提供しました!
単一IoTデバイスの接続クエリに最適化され、1秒あたり350件以上のリクエストに有用なAPIで、低レイテンシーにてデバイスの接続ステータスを監視できます。
AWS IoT Device Management introduces high-throughput device connectivity status queries
★IoT Greengrassが新しい軽量エッジランタイムソフトウェアをサポート
Internet of Things: IoT Greengrass
IoT Greengrassがバージョン2.14をリリースし、nucleus lite機能を提供しました!
5MB未満の軽量なRAMとストレージを使用するランタイムエージェントで、IoTデバイスのコストを削減することができます。
Cloud Finance系
★★Billing and Cost Managementがカスタム請求ビューをサポート
Cloud Financial Management: Billing and Cost Management
Billing and Cost Managementにて、カスタム請求ビューが追加されました!
Organizationsのメンバーアカウントが複数アカウントのコスト管理へアクセス可能となり、管理アカウントのユーザーを減らしながら支出監視の柔軟性を高められます。
★米国で請求書の会社名を更新するセルフサービス機能がサポート
Cloud Financial Management: Billing and Cost Management
米国のAWS顧客が、セルフサービスで請求書の会社名を更新できるようになりました!
カスタマーサポートやコンシェルジュを経由せず更新でき、24時間以内に請求書へ反映されます。
AWS offers a self-service feature to update business names on AWS Invoices
その他
★Marketplaceが販売者向けのセルフサービスプロモーションメディアをサポート
Others: Marketplace
Marketplaceにて、販売者向けに新しいセルフサービス型のプロモーションメディア機能が提供されました!
製品の詳細ページに掲載する動画や画像といったメディアを、Marketplace管理ポータルからアップロードまたはS3参照で簡単に追加できるようになります。
AWS Marketplace now supports self-service promotional media on seller product detail pages
★Marketplace Professional Servicesの製品詳細ページがレイアウトを更新
Others: Marketplace
Marketplace Professional Servicesにおける製品詳細ページの外観が新しくなりました!
製品のハイライトとアクセス可能なコンテンツを表示するレイアウトとなり、特定ニーズに応じた最適なサービスを見付けやすくなります。
New look for AWS Marketplace Professional Services product detail pages
★Partner Central Analyticsが再販収益に関する分析とレポートをサポート
Others: Partner Central
Partner Central Analyticsを使って、パートナーの再販収益に関する分析情報を入手できるようになりました!
プログラムの償却再販収益を視覚化して把握できるようになり、顧客及び地域レベルの分析情報により市場投資の決定を支援します。
New insights and reporting for resell revenue available in AWS Partner Central Analytics
おわりに
今週もどこよりも早いアップデートまとめをお送りしました!
IPv6対応のアップデートラッシュでしたね〜。
Twitterアカウントでは可能な限り日々のアップデートを紹介しているので、そちらもチェックしてみてください!
ハッシュタグ #しむそく も2023/10/20以降の(一部を除く)更新に付与しています!流し読みしたいときにどうぞ。
また、YouTubeにて毎週水曜12時から、前週のアップデートをラジオ感覚で振り返る #しむそくRadio も始まりました!
皆さんのフィードバックにより随時改善してまいりますので、是非チャンネル登録、視聴およびアンケートのご回答までしていただけると大変嬉しいです!