2023/10/30〜2023/11/5までのAWSアップデートを振り返ってみた #しむそく #しまがじ
はじめに
10月最終週&11月1週のAWSアップデートを振り返ってみました。
今週も細々としたアップデートが多い中、App RunnerのIPv6、RedshiftのマルチAZなど、嬉しい機能拡張がいくつかあったようです。
可能な限りアップデートの内容を理解してまとめていますが、若干知識の浅いサービスや分野はコメントが軽めとなることがあります。ご了承ください。
引き続き、一部のアップデートにおいて、AWS公式のブログと、速報記事をアップしている企業ブログなどへのリンクを参考として掲載しています!
ジャンルごとに大別しつつ、個人的に注目度が高いほど★を増やしています。
アツいアップデートだけ流し読みしたい場合は★★や★★★を追っていきましょう!
アップデートの見出しは日本語訳しています!(時期によっては既に日本語の記事が出ているものもあります)
Compute系
★★★App RunnerがIPv6エンドポイントに対応
Compute: App Runner
App RunnerがパブリックエンドポイントにおいてIPv6に対応しました!
デュアルスタックとして構成することが可能になり、IPv4とIPv6間の変換が不要となります。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2023/11/aws-app-runner-supports-ipv6-public-inbound-traffic/
AWS App Runner now supports Internet Protocol Version 6 (IPv6) for public inbound traffic
DevelopersIO記事:
[アップデート] AWS App Runner のパブリックエンドポイントの IP アドレスタイプでデュアルスタックモードを構成出来るようになりました
★EC2のBlu Age Runtimeが各種機能と対応リージョンを追加
Compute: EC2
EC2のBlu Age Runtimeが東京リージョンを含む4リージョンに対応し、ビルド、CloudWatchへのログプッシュ、請求アラートといった新機能を追加しました!
Blu Ageはメインフレームアプリケーション向けの移行と自動リファクタリングに用いられます。
AWS Blu Age Runtime on Amazon EC2 adds new AWS Regions and new build, logging, alerting features
★EC2が機械学習向けキャパシティブロックを提供
Compute: EC2
EC2 Capacity BlocksがオハイオリージョンでGAされました!
UltraCluster内のGPUインスタンスを最大14日間、当日の8週間前から予約する機能で、幅広いMLワークロードを柔軟かつ確実に実行することができます。
Amazon EC2 Capacity Blocks for ML
★ベアメタルインスタンスが8種類追加
Compute: EC2
EC2のベアメタルインスタンスにC7i, M7i, R7i, R7izが追加されました!
C7i, M7i, R7iはmetal-24xlとmetal-48xlが用意され、米国とヨーロッパの一部リージョンで利用可能です。 R7izはmetal-16xlとmetal-32xlが用意され、バージニア北部とオレゴンでのみ起動できます。
Introducing eight new Amazon EC2 bare metal instances
Containers系
★★FinchがmacOSで利用可能に
Containers: ECR
macOS上でLinuxコンテナを構築、実行、公開するためのCLIツールであるFinchがGAとなりました!
ローカルでのコンテナ操作やコンテナレジストリとの対話が可能で、ベンチマークツールも作成されています。
Finch is now Generally Available on macOS
公式ブログ:
Ready for Flight: Announcing Finch 1.0 GA!
Database系
★★★RDS for MySQLがマイナーバージョン5.7.44に対応
Database: RDS
RDS for MySQLが5.7系の最終バージョンである5.7.44をサポートしました!
5.7は2024/2にサポートを終了するため、8.0へアップグレードするか、消極的選択肢として延長サポートにオプトインする必要があります。
延長サポートは5.7.44のみ対応です。
Amazon RDS for MySQL supports new minor version 5.7.44
★★★RedshiftがRA3クラスターでマルチAZに対応
Database: Redshift
RedshiftがRA3クラスター(第3世代インスタンス)でマルチAZをサポートしました!
これによりSLAが99.99%まで向上し、RTOがさらに短縮されます。 既存サービスと比べ制限事項が多いため、注意が必要です。
Amazon Redshift Multi-AZ is generally available for RA3 clusters
★★RDS for SQL Serverがdb.t3.microをサポート
Database: RDS
RDS for SQL Serverでdb.t3.microが利用可能になりました!
db.t2.microと比べvCPUが増加しています。
併せてExpress Editionでdb.t3.microインスタンスに対する12ヶ月の無料利用枠(月750時間、SSD 20GB)が提供されます。
Amazon RDS for SQL Server now supports db.t3.micro instances
DevelopersIO記事:
Amazon RDS for SQL Serverでの db.t3.micro インスタンス利用について
★RDS for OracleがOctober 2023のアップデートに対応
Database: RDS
RDS for Oracleの19cと21cででOctober 2023のアップデートがサポートされました!
パッチ内容に関しては以下のリリースノートを参考にしてください。
リリースノート
Amazon RDS for Oracle now supports October 2023 Release Update
Network系
★★★Global Acceleratorがクロスアカウントでの利用に対応
Networking & Content Delivery: Global Accelerator
Global Acceleratorがクロスアカウントエンドポイントに対応しました!
アタッチメントを作成することで、異なるアカウントのリソースをエンドポイントとして追加し、エントリポイントを固定化することができます。
Announcing cross-account support for AWS Global Accelerator
公式ブログ:
Announcing cross-account support for AWS Global Accelerator
DevelopersIO記事:
[アップデート] AWS Global Accelerator でエンドポイントのクロスアカウントアタッチメントができるようになりました
★★Global AcceleratorがデュアルスタックNLBのエンドポイントに対するIPv6をサポート
Networking & Content Delivery: Global Accelerator
Global AcceleratorがALBとEC2に加え、デュアルスタックNLBのエンドポイントに対してもIPv6をサポートするようになりました!
IPv4とIPv6の静的アドレスを2つずつ持ち、NLBへのルーティングに対してもIPv6を使用することができるようになります。
AWS Global Accelerator extends IPv6 support to dual stack NLB endpoints
公式ブログ:
Announcing AWS Global Accelerator IPv6 support for Network Load Balancer (NLB) endpoints
Security系
★★★IAM Access Analyzerが200以上のサービスのポリシー生成に対応
Security, Identity, & Compliance: IAM
IAM Access Analyzerによってポリシーを生成できるサービスの対象が200以上に拡大されました!
CloudTrailログから利用されたアクションを特定することで、最小権限となるようなポリシーとすることができます。
IAM Access Analyzer policy generation now extends coverage to over 200 AWS services
★★IAMの最終アクセス履歴を確認できる対象に60以上のサービスが追加
Security, Identity, & Compliance: IAM
IAMにて、各ロール/ユーザーによる各アクションの最終アクセス情報を表示できる範囲が新たに60サービス以上追加されました!
Auto Scaling, Route 53などが追加されており、利用されていない過剰なアクセス権限を特定および整理しやすくなります。
AWS IAM action last accessed information for more than 60 additional services
### ★★IAMの最終アクセス履歴を確認できる対象に60以上のサービスが追加
Security, Identity, & Compliance: IAM
IAMにて、各ロール/ユーザーによる各アクションの最終アクセス情報を表示できる範囲が新たに60サービス以上追加されました!
Auto Scaling, Route 53などが追加されており、利用されていない過剰なアクセス権限を特定および整理しやすくなります。
AWS IAM action last accessed information for more than 60 additional services
Management系
★★Configが41のリソースタイプに対応
Management & Governance: Config
Configのリソースタイプが41項目追加されました!
AWS::AppRunner::ServiceやAWS::Kendra::Indexを含む、多くのサービスが対象になっています。
AWS Config advanced queries support 41 new resource types
★★Resilience HubがStep Functionsに対応
Management & Governance: Resilience Hub
Resilience HubがStep Functionsを用いたアプリケーションの分析をサポートしました!
ステートマシンを活用したサーバーレスアプリケーションなどで、RTO/RPOに関する推奨事項を表示することができます。
AWS Resilience Hub adds support for AWS Step Functions
★★Trusted Advisorが64のチェックを追加
Management & Governance: Trusted Advisor
Trusted Advisorに、Configに基づく64のチェックが追加されました!
ビジネスサポート以上のプランにおいて、ベストプラクティスチェックを強化することができます。
AWS Trusted Advisor adds 64 new checks powered by AWS Config
Analytics系
★★S3 Object LambdaがAthenaと統合
Analytics: Athena
S3 Object LambdaがAthenaと統合されました!
Object LambdaアクセスポイントをAthenaのソースとして指定することで、S3 GET/HEAD/LIST APIに独自コードを追加してデータ操作が可能になります。
Amazon S3 Object Lambda now integrates with Amazon Athena
★★Athenaが1時間限りのプロビジョンドキャパシティーの予約をサポート
Analytics: Athena
Athenaのプロビジョンドキャパシティーにおいて、1時間単位の予約が可能になりました!
当初は最低8時間でした。
DPUの最小数は変わらず24となります。
Amazon Athena announces one hour reservations for Provisioned Capacity
★★QuickSightが表とピボットテーブルにカスタム合計機能を追加
Analytics: QuickSight
QuickSightが、テーブルおよびピボットテーブルのビジュアルでカスタム合計機能をサポートしました!
フィールド単位で、合計/平均/最大/最小をワンクリックで簡単に計算・表示できるようになります。
Amazon QuickSight launches Custom Total for Table and Pivot table charts
DevelopersIO記事:
[アップデート] Amazon QuickSight でテーブル・ピボットテーブルの列と行の合計位置を変更し、集計方法を選択出来るようになりました
★★Kinesis Data Streamsのオンデマンド書き込みスループット制限が増加
Analytics: Kinesis Data Streams
Kinesis Data Streamsのオンデマンド書き込みにおいて、スループットの制限が2GB/sまで引き上げ可能になりました!
以前の1GB/sから2倍です。サポートチケットで引き上げ申請をする必要があります。
Amazon Kinesis Data Streams increases On-Demand write throughput limit to 2 GB/s
★★Kinesis Data Streamsがコンソール上でEventBridge Pipesと統合
Analytics: Kinesis Data Streams
Kinesis Data StreamsがEventBridge Pipesと統合し、コンソール上で簡単に配信ソースとして設定できるようになりました!
更にEventBridge API Destinationsターゲットも設定可能となり、SaaSアプリケーションでAWS内のデータを送信するのが容易となります。
Amazon Kinesis Data Streams announces Amazon EventBridge Pipes console integration
★★EMR StudioがEMR Serverlessのインタラクティブな分析に対応
Analytics: EMR
EMR ServerlessがEMR Studioワークスペース上でのインタラクティブな分析をサポートしました!
Jupyterlabノートブックの実行時にServerlessを選択可能となり、対話型インターフェースでSparkワークロードが実行できます。
Amazon EMR Studio adds support for interactive analytics on Amazon EMR Serverless
★★EMR StudioでSageMaker Data Wranglerが利用可能に
Analytics: EMR
EMR StudioからSageMaker Data Wranglerを起動することができるようになりました!
機械学習ワークフローにおいて、EMRクラスターからデータの分析、クリーンアップ、変換による機械学習向けデータへの準備をローコードで行うことができるようになります。
★★Data Exchangeがプロバイダ生成通知に対応
Analytics: Data Exchange
Data Exchangeにて、プロバイダが生成した通知を受け取ることができるようになりました!
データセットに関する更新や遅延などのイベントをEventBridge経由で受信し、通知やアクションに繋げることができます。
Announcing provider-generated notifications for AWS Data Exchange
★FinSpace with Managed kdb Insightsクラスターが再起動不要でコード更新に対応
Analytics: FinSpace
FinSpace with Managed kdb Insightsのクラスターが、再起動することなくコードを更新できるようになりました!
クラスターの再作成をすることなく、新しいコードをデプロイし、時間効率が向上します。
Amazon FinSpace with Managed kdb Insights clusters now support code updates without restarting
Machine Learning系
★★SageMakerが地理空間プロセスジョブをサポート
Machine Learning: SageMaker
SageMakerで地理空間プロセスジョブが実行しやすくなりました!
都市以上のスケールにおけるコンピューティングクラスターの自動プロビジョニングや、地理空間データカタログへの簡単なアクセスなどができるようになっています。
Amazon SageMaker now supports geospatial Processing jobs
★★Translateが翻訳の長さを短縮可能なbrevityをサポート
Machine Learning: Translate
Amazon Translateにて、デフォルトで出力より翻訳の長さを短縮させるための新機能brevityに対応しました!
字数制限がある要件などで、同じメッセージでありながら出力長を短くすることが可能となり、字数を整えるための労力を削減できます。
Amazon Translate introduces brevity customization to reduce translation output lengths
Developer系
★★CodeCatalystにユーザーロールが追加
Developer Tools: CodeCatalyst
CodeCatalystに4つのユーザーロールが追加されました!
space Power user, space Limited access, project Reviewer, project Read onlyの4つで、立場に応じて権限を調整できます。
Announcing new user roles for Amazon CodeCatalyst
DevelopersIO記事:
[アップデート] Amazon CodeCatalyst で新しいロールが追加されたので、スペース・プロジェクトそれぞれの違いを復習しながら確認してみた
Media系
★★Elemental MediaPackageが大阪リージョンに対応
Media Services: Elemental MediaPackage
Elemental MediaPackageが大阪リージョンで利用可能になりました!
単一のビデオ入力から様々なフォーマットで配信でき、様々な機能も搭載可能なメディアのパッケージ化サービスです。
AWS Elemental MediaPackage now available in Asia Pacific (Osaka) region
★Elemental MediaPackage がマニフェスト設定オプションを拡張
Media Services: Elemental MediaPackage
MediaPackageがフィルター設定オプションにより、クエリ文字列で使われるようなパラメータをHLSマニフェストに適用可能になりました!
マニフェストフィルターや時間遅延、やり直しなどを再生URLから取り除くことで、URLの改ざん防止や、CDNキャッシュの効率向上などが期待できます。
AWS Elemental MediaPackage expands manifest configuration options
★Elemental MediaTailorが7リージョンで利用可能に
Media Services: Elemental MediaTailor
Elemental MediaTailorが大阪リージョンを含む7リージョンで利用できるようになりました!
チャンネルアセンブリおよび個人に合わせた広告挿入を行うサービスで、シームレスな視聴体験と効率的な収益モデルが提供されます。
AWS Elemental MediaTailor now available in seven additional regions
Business系
★★AppFabricがGitHubとServiceNowに対応
Business Applications: AppFabric
AppFabricがGitHubとServiceNowをサポートしました!
これらのSaaS監査ログを集約してセキュリティツールと接続することができ、簡単にセキュリティ体制を改善することができます。
AWS AppFabric now supports GitHub and ServiceNow
★★Amazon Connectが統合エージェントワークスペースでサードパーティアプリケーションをプレビューサポート
Business Applications: Connect
Amazon Connectの統合エージェントワークスペースにて、サードパーティのアプリケーションを追加できる機能がプレビューとなりました!
自社プロダクトと情報を統合させることで、ワークスペースから離れることなく顧客問い合わせを完結させることができます。
Amazon Connect supports third-party applications (preview) in the unified agent workspace
★★Connectがサードパーティ通話のコンタクトレコードとイベントをサポート
Business Applications: Connect
Connectにて、サードパーティの電話番号への通話や転送に関するコンタクトレコードやイベントに対応しました!
サードパーティに接続された通話もレポート作成や分析、またCloudWatchによる監視の対象にすることができます。
Amazon Connect now provides contact records and events for external third-party calls
★★Supply Chain Demand Planningが製品ライフサイクルをサポート
Business Applications: Supply Chain
Supply Chain Demand Planningが製品ライフサイクルをサポートしました!
製品の導入日と廃止日をData Lakeに取り込むことで、柔軟に予測期間を定義し、また初期予測値向けの安定化期間を設けることで、予測精度を向上させることができます。
Announcing product lifecycle support for AWS Supply Chain Demand Planning
★Supply Chain Demand Planningが永続的予測機能を追加
Business Applications: Supply Chain
Supply Chain Demand Planningが自動繰り返しによる永続的予測をサポートしました!
予測間隔を設定可能で、自動で計画サイクルを繰り返すことができます。計画サイクルはS3で公開可能です。
AWS Supply Chain Demand Planning adds new Perpetual Forecast capability
その他
★★Partner Centralで検索機能が利用可能に
Others: Partner Central
Partner Centralに検索機能が追加されました!
自然言語やキーワードでのクエリを入力することで、Partner Central内から関連するコンテンツを取得することができます。
New Search feature in AWS Partner Central
★Partner Centralのコンテンツナビゲーションが向上
Others: Partner Central
Partner CentralにGuideタブとコンテンツの目次が追加されました!
Partner Central内のコンテンツへ簡単に移動できるようになっています。
Enhanced content navigation and discovery in AWS Partner Central
★Partner Centralで自動化されたタスクを備えたセルフガイド型エクスペリエンスが利用可能に
Others: Partner Central
ソフトウェアパスに登録しているAWSパートナーが、Partner Centralにてセルフガイド型エクリペリエンスを利用できるようになりました!
自動化されたタスクにより、サポート不要で登録からMarketplaceへの出品までを行うことができます。
New self-guided AWS Partner Central experience with automated Tasks
★Marketplaceが販売者向けのダッシュボードをリニューアル
Others: Marketplace
Marketplaceの販売者向けのQuickSightダッシュボードが更新されました!
サブスクリプション情報の視覚化、動的な検索機能、顧客契約の情報と終了日の表示など、顧客フォローを行いやすくなっています。
Announcing agreements and renewals dashboard for AWS Marketplace sellers
★MarketplaceがMarketplace Management Portal(AMMP)とCatalog APIのイベント通知をサポート
Others: Marketplace
Marketplaceにて、Marketplace Management Portal(AMMP)とCatalog APIのイベントをEventBridgeで検知できるようになりました!
手動でDescribeChangeSetを実行してリクエストの状態を確認する必要無く、リクエストの成功、失敗、キャンセルを受信することができます。
★Marketplaceがコンテナ製品のセルフサービス出品機能を新規追加
Others: Marketplace
Marketplaceで、新しくコンテナ製品のセルフサービス出品機能が利用できるようになりました!
リクエストの承認を待つことなく、コンテナ製品リストの作成からテスト、公開準備までをUIで実行可能となります。
AWS Marketplace introduces new self-service listing feature for container products
おわりに
今週も(少なくとも日本国内では)どこよりも早いアップデートまとめをお送りしました!
特定サービスに関する複数のアップデートが多く、利用している方には利便性の向上が体感できるのではないでしょうか。
Twitterアカウントでは可能な限り日々のアップデートを紹介しているので、そちらもチェックしてみてください!
ハッシュタグ #しむそく も2023/10/20以降の更新に付与しています!流し読みしたいときにどうぞ。