2023/11/13〜2023/11/19までのAWSアップデートを振り返ってみた #しむそく #しまがじ

目次

はじめに

 

11月3週のAWSアップデートを振り返ってみました。
まさにpre:Inventと呼ぶにふさわしいアップデートが大量に来ています…!

 

可能な限りアップデートの内容を理解してまとめていますが、若干知識の浅いサービスや分野はコメントが軽めとなることがあります。ご了承ください。
引き続き、一部のアップデートにおいて、AWS公式のブログと、速報記事をアップしている企業ブログなどへのリンクを参考として掲載しています!

 

ジャンルごとに大別しつつ、個人的に注目度が高いほど★を増やしています。
さらに今週は数が多いため、アップデートの多いサービスは個別にグループ化しています!
アツいアップデートだけ流し読みしたい場合は★★★や★★★★を追っていきましょう!

アップデートの見出しは日本語訳しています!(時期によっては既に日本語の記事が出ているものもあります)

 

Compute系:EC2関連

 

★★★Auto Scalingがインスタンス置換に対する詳細な制御をサポート

 

Compute: EC2

Auto Scalingにおいて、インスタンスを置換するタイミングを詳細に制御できるようになりました!
あらゆる置換操作で既存インスタンスの終了前または後に新規インスタンスを起動するかが選択可能となり、可用性の維持やコスト最適化に有用です。

Amazon EC2 Auto Scaling adds greater control over EC2 instance replacement

 

★★MLやHPC向けのInstance Topology APIがリリース

 

Compute: EC2

Instance Topology APIが登場しました!
EC2インスタンス間の相対的な近接性を取得可能で、密結合のクラスターを識別子、機械学習やHPC向けの大規模クラスターにおけるレイテンシやパフォーマンスを向上させることができます。

Introducing the Instance Topology API for ML and HPC workloads

 

★★EC2のC6in/M6in/M6idn/R6in/R6idnインスタンスにおけるEBSパフォーマンスが向上

 

Compute: EC2

C6in/M6in/M6idn/R6in/R6idnインスタンスのEBSパフォーマンスが更に最適化され、向上しました!
24xlargeとmetalでは帯域幅最大100Gbpsかつ400,000IOPS、large〜4xlargeにおいても帯域幅最大25Gbpsかつ100,000IOPSと、EC2全体で最高のパフォーマンスが提供されます。

Amazon EC2 C6in, M6in, M6idn, R6in, and R6idn instances now support higher Amazon EBS-optimized instance performance

 

★★EC2 DL2qインスタンスが登場

 

Compute: EC2

EC2 DL2qインスタンスが一般提供されました!
パブリッククラウド初のQualcomm AI 100 Standard アクセラレータを搭載し、生成系AIをはじめとしたML/AIワークロードを展開するのに適しています。 オレゴンとフランクフルトで利用可能です。

Announcing general availability of Amazon EC2 DL2q instances

 

★★R6aインスタンスが東京リージョンとシドニーリージョンで利用可能に

 

Compute: EC2

東京リージョンとシドニーリージョンでメモリ最適化のR6aインスタンスがサポートされました!
第3世代AMD EPYCプロセッサを搭載し、R5aより価格パフォーマンスが35%向上し、また他のR6より10%安いインスタンスタイプです。

Amazon EC2 R6a instances now available in additional regions

 

★★C7gnインスタンスが東京リージョンで利用可能に

 

Compute: EC2

東京リージョンでコンピューティング最適化のC7gnインスタンスがサポートされました!
Graviton3Eベースで、ネットワーク帯域幅、パケット処理パフォーマンス、価格パフォーマンスがいずれも最高のインスタンスです。

Amazon EC2 C7gn instances are now available in AWS Asia Pacific (Tokyo) region

 

★★Time Sync Serviceがマイクロ秒単位での同期をサポート

 

Compute: EC2

Time Sync Serviceにより、EC2インスタンス上でUTCマイクロ秒以内の時刻同期ができるようになりました!
より時刻精度が求められる分散アプリケーションなどで有用です。
現時点で東京リージョンのR7gインスタンスのみ利用可能となっています。

Amazon Time Sync Service now supports microsecond-accurate time

 

★★起動テンプレートがENA Expressをサポート

 

Compute: EC2

EC2の起動テンプレートにて、ENA Expressが利用可能になりました!
追加料金不要で、帯域幅の向上とレイテンシの低下を行うことでネットワークパフォーマンスを向上させる機能で、テンプレートに設定して効率的にワークロードが構成できます。

Launch templates now support ENA Express

 

★★Compute Optimizerで利用可能なインスタンスタイプとリージョンが追加

 

Compute: Compute Optimizer

Compute Optimizerにて、C7aとR7aの計24インスタンスタイプが新たにサポートされました!
併せて、7つのリージョンで新しく利用可能となっています。

AWS Compute Optimizer now supports 24 new EC2 instance types and 7 additional AWS regions

 

Compute系:Lambda

 

★★★★Lambdaが出力するログの形式やレベルを変更可能に

 

Compute: Lambda

LambdaがCloudWatch Logsへ発行する実行ログがより扱いやすくなりました!
JSON形式でのキャプチャによる検索の効率化、出力するログレベルの調整、ロググループの選択ができるようになり、ログの扱いが格段に向上しています。

AWS Lambda introduces new controls to make it easier to search, filter, and aggregate Lambda function logs

公式ブログ:

Introducing advanced logging controls for AWS Lambda functions

DevelopersIO記事:

[アップデート]AWS Lambdaでロギング設定を制御できるようになりました

 

★★★LambdaがJava 21をサポート

 

Compute: Lambda

LambdaでJava 21が利用可能になりました!
AWS Correttoの最新の長期サポートリリースに基づいており、Amazon Linux 2023ランタイムを使用することで大幅に小さなフットプリントを実現しています。

AWS Lambda adds support for Java 21

 

★★★LambdaがNode.js 20に対応

 

Compute: Lambda

LambdaでNode.js 20が利用できるようになりました!
Amazon Linux 2023ランタイムを使用しています。
デプロイフットプリントの縮小、コールドスタートの高速化、Lambda@Edgeでの低レイテンシな配信などが実現されます。

AWS Lambda adds support for Node.js 20

DevelopersIO記事:

[アップデート] AWS LambdaのマネージドランタイムがNode.js 20をサポートしました

 

★★★LambdaがApplication Composer向けSAMテンプレートの表示とエクスポートに対応

 

Compute: Lambda

Lambdaコンソールにて、関数のSAMテンプレートを表示およびダウンロードできるようになりました!
さらにこのテンプレートをそのままApplication Composerにエクスポートすることも可能となっています。

AWS Lambda now allows to view and export the function’s template to AWS Application Composer

DevelopersIO記事:

[アップデート] AWS Lambda のコンソール上で SAM テンプレートを生成出来るようになりました。そのまま AWS Application Composer への連携も出来るように

 

★★★Lambdaコンソールにてメトリクス、ログ、トレースを単一ペインで表示可能に

 

Compute: Lambda

Lambdaコンソールにて、CloudWatchメトリクスとログ、X-Rayトレースをまとめて確認可能な単一ペインが提供されました!
時間範囲のフィルタも同時に適用できるため、個々のビューを確認する手間が無くなり、ある時点におけるエラーの原因を特定しやすくなります。

AWS Lambda console now features a single pane view of metrics, logs, and traces

 

★★LambdaがマルチVPC対応MSKクラスターのIAMアクセス制御をサポート

 

Compute: Lambda

Lambdaが、IAMを使ってマルチVPC対応のMSKクラスターに対し認証できるようになりました!
SASL/SCRAMやmTLSを使用せず認証可能で、MSKクラスターへのアクセス管理を一元化および簡素化することができます。

AWS Lambda now supports IAM access control for multi-VPC enabled Amazon MSK clusters

 

★LambdaがMSKとApache Kafkaに対するFailed-event destinationsをサポート

 

Compute: Lambda

LambdaがMSKやApache Kafkaからのメッセージに対し、Failed-event destinationsを設定できるようになりました!
失敗したKafkaメッセージ処理を必要以上に再試行することなくSQS/SNS/S3に送信するようにすることで、エラー処理を簡素化しコストを節約できます。

AWS Lambda now supports failed-event destinations for Kafka event source mappings

 

Compute系:その他

 

★★★AWS Integrated Application Test Kitがプレビュー版で登場

 

Compute: IATK

サーバーレスアプリケーションのテストに役立つAWS Integrated Application Test Kitがプレビュー版でリリースされました!
Pythonベースのオープンソースソフトウェアで、イベント駆動型アプリケーションの統合テストが簡単に作成できるようになります。

AWS Integrated Application Test Kit (preview)

AWS IATK チュートリアル

GitHubリポジトリ

公式ブログ:

Introducing the AWS Integrated Application Test Kit (IATK)

 

★★Research and Engineering Studioが登場

 

Compute: RES

Research and Engineering Studio on AWS (RES)がリリースされました!
研究やエンジニアリングの環境を作成・管理するためのオープンソースなWebポータルで、Windows/Linuxの仮想デスクトップを作成してワークロードを実行できます。
東京リージョンはリリース時点で未対応です。

Announcing Research and Engineering Studio on AWS

 

★Microservice Extractorが大規模な.NETアプリケーションのLinuxへの移植を簡素化

 

Compute: Microservice Extractor

モノリシックアプリケーションの分割支援を行うMicroservice Extractorが、大規模な.NETアプリケーションをLinuxへ移植できるよう支援するようになりました!
Porting Assistant for .NETと比較し6倍の速さでアプリケーションを評価および移植し、クラウドへの再構築を推進します。

Microservice Extractor simplifies porting of large .NET applications to Linux

 

Containers系

 

★★★ECSがタスク起動の冪等性をサポート

 

Containers: ECS

ECSがタスク起動の冪等性(イデンポテント性)をサポートしました!
RunTask APIに-client-tokenを付与することで、正常に起動したタスクを再起動する際に追加でタスクが起動されないため、コストと時間の効率を上げることができます。

Amazon Elastic Container Service now supports idempotency for task launches

 

★★★ECRがプルスルーキャッシュ経由で作成されたリポジトリの作成テンプレートをプレビュー提供

 

Containers: ECR

ECRのプルスルーキャッシュで作成されたリポジトリの初期設定を指定できるテンプレートがプレビューで登場しました!
暗号化、ライフサイクル、アクセス許可などの設定を定義可能となり、作成されたリポジトリのプレフィックスマッチングでテンプレートを自動適用することも可能です。

Amazon ECR adds ability to specify initial configuration for repositories created via pull through cache (Preview)

 

★★★ECRのプルスルーキャッシュが追加のアップストリームレジストリをサポート

 

Containers: ECR

ECRのプルスルーキャッシュにおけるアップストリームレジストリに、Docker Hub、Azure Container Registry、GitHub Container Registryを指定可能になりました!
これらのレジストリからリポジトリへイメージを自動同期することができ、認証が必要なレジストリはSecrets Managerに認証情報を保存します。

Amazon ECR pull through cache now supports additional upstream registries

 

★★FargateがジャカルタリージョンでGraviton2プロセッサをサポートし、全てのリージョンで利用可能に

 

Containers: Fargate

FargateがジャカルタリージョンでGraviton2プロセッサを利用できるようになりました!
これにより、全てのリージョンでGraviton2を使ったECSまたはEKSのFargateコンテナが利用可能になっています。

AWS Fargate now supports AWS Graviton2 Processors in all AWS Regions

 

Database系:RDS

 

★★★RDS for MySQLがActive-Activeレプリケーションのためのプラグインをサポート

 

Database: RDS

RDS for MySQL 8.0.35以降で、Active-Activeレプリケーションを実現するためのGroup Replicationプラグインをサポートしました!
最大9つのインスタンスを含むActive-Activeクラスターをセットアップ可能で、自動競合の検出と解決がネイティブ対応しています。

Amazon RDS for MySQL now supports Group Replication plugin for active-active replication

公式ブログ:

Introducing Group Replication plugin for active/active replication on Amazon RDS for MySQL

 

★★★RDS Multi-AZクラスターがダウンタイム1秒未満でのマイナーバージョンアップグレードに対応

 

Database: RDS

2つのレプリカを持つRDS Multi-AZクラスターにて、ダウンタイム1秒未満でマイナーバージョンアップグレードができるようになりました!
RDS ProxyまたはAWS Advanced JDBCドライバーを使用する場合に1秒未満が実現し、使用しない場合は35秒以下となります。

Amazon RDS Multi-AZ with two readable standbys now supports minor version upgrades with 1 second of downtime

公式ブログ:

Perform minor version upgrades with a downtime of 1 second or less with Amazon RDS Proxy and Amazon RDS Multi-AZ deployments with two readable standbys

Achieve one second or less downtime with the Advanced JDBC Wrapper Driver when upgrading Amazon RDS Multi-AZ DB Clusters

 

★★RDS for PostgreSQLがマイナーバージョン15.5, 14.10, 13.13, 12.17, 11.22をリリース

 

Database: RDS

RDS for PostgreSQLでマイナーバージョン15.5, 14.10, 13.13, 12.17, 11.22が利用可能になりました!
11.22は11の最終バージョンで、延長サポートへのオプトイン対象となります。

Amazon RDS for PostgreSQL supports minor versions 15.5, 14.10, 13.13, 12.17, and 11.22

 

★★RDS for MySQL 5.7のスナップショットを8.0にアップグレード可能に

 

Database: RDS

RDS for MySQL 5.7(マイナーバージョン16〜43)のスナップショットが8.0(マイナーバージョン28/32/33/34)にアップグレードできるようになりました!
リストア不要でのアップグレードが可能で、5.7の標準サポート終了に備えることができます。

Amazon RDS for MySQL now supports upgrading MySQL 5.7 snapshots to MySQL 8.0

 

★★RDS for MySQL 8.1がプレビュー環境で利用可能に

 

Database: RDS

RDS for MySQLがプレビュー環境でイノベーションリリース8.1を利用可能になりました!
60日間保持されるインスタンスを使用して試すことができます。
8.0 LTSは最大8年間サポートされる予定です。

Amazon RDS for MySQL supports Innovation Release version 8.1 in Amazon RDS Database Preview Environment

 

★★RDS for SQL Serverがメジャーバージョン2022に対応

 

Database: RDS

RDS for SQL Serverにて、メジャーバージョン2022 CU9が利用できるようになりました!
クエリストアの強化、パラメータに応じたプラン最適化、SQL Server Ledgerがなどが利用可能です。
DBエンジンのバージョンは16.00.4085.2.v1となります。

Amazon RDS for SQL Server supports SQL Server major version 2022

DevelopersIO記事:

[アップデート] Amazon RDS for SQL Server 2022が利用可能になりました

 

★★RDS Custom for SQL Serverが最大1000インスタンスに対するポイントインタイムリカバリをサポート

 

Database: RDS

RDS Custom for SQL Serverによるポイントインタイムリカバリ(PITR)のサポートが、100から1,000に拡張されました!
より大規模なワークロードにおいてPITRを利用し、大規模な災害や障害時にデータの整合性を確保できます。

Amazon RDS Custom for SQL Server extends Point in Time Recovery support for up to 1000 databases

 

★RDS Custom for SQL ServerがSQL Server Developer Editionに対応

 

Database: RDS Custom for SQL Server

RDS Custom for SQL ServerでSQL Server Developer Editionが利用できるようになりました!
独自のインストールメディアを使うことで利用できるようになり、開発とテストのコストが削減可能です。

RDS Custom for SQL Server supports SQL Server Developer Edition

公式ブログ:

Create a SQL Server Developer Edition instance using BYOM on Amazon RDS Custom for SQL Server

 

★RDS Custom for SQL Serverがサービスマスターキー保持と透過的データ暗号化をサポート

 

Database: RDS

RDS Custom for SQL Serverが、インスタンスの存続期間中のサービスマスターキー保持と、透過的データ暗号化に対応しました!
同じマスターキーで暗号化されたオブジェクトをシームレスに保持することができ、フェイルオーバー時のSQL Server Integration Serviceサポートが向上します。

Amazon RDS Custom for SQL Server now supports Service Master Key Retention and TDE

 

Database系: Aurora

 

★★Aurora PostgreSQL 16.0がプレビュー環境で利用可能に

 

Database: RDS

RDSプレビュー環境にて、Aurora PostgreSQL 16.0が利用できるようになりました!
60日間保持されるクラスターにて、SQL/JSON Constructorや並列処理に対応した多くのクエリ、pg_stat_ioビューなどの新機能を試すことができます。

Amazon Aurora now supports PostgreSQL 16.0 in Amazon RDS Database preview environment

 

★★AuroraでR6g/T4gインスタンスが9リージョンで利用可能に

 

Database: RDS

Auroraにて、大阪リージョンを含む9リージョンでR6g/T4gインスタンスがサポートされました!
コスト効率に優れたGraviton 第2世代のインスタンスを活用することができます。

Amazon Aurora R6g and T4g instances now available in 9 additional regions

 

Database系: その他

 

★★★RedshiftがCNAMEとカスタムドメイン名に対応

 

Database: Redshift

RedshiftがCNAMEまたはカスタムドメイン名をサポートしました!
Redshiftエンドポイントを公開せずに接続可能なほか、フェイルオーバー時の再ルーティングが迅速に行えます。

Amazon Redshift announces support for CNAME

公式ブログ:

Use custom domain names with Amazon Redshift

 

★★ElastiCache for Redis 7.1がリリース

 

Database: ElastiCache

ElastiCache for Redis 7.1が利用可能になりました!
7.0と比較し、スループットが最大2倍、P99レイテンシが半分となり、サイズによって最大5億リクエスト/sまで拡張させることができます。

Amazon ElastiCache for Redis version 7.1 is generally available

 

★Keyspaces (for Apache Cassandra)がfrozen collectionをサポート

 

Database :Keyspaces (for Apache Cassandra)

Keyspaces (for Apache Cassandra)がfrozen collectionに対応しました!
テーブルの主キーにコレクションを含めたり、ネストされたコレクションを作成したりできるため、インデックス化やモデル化に繋げられます。

Announcing frozen collections for Amazon Keyspaces (for Apache Cassandra)

 

Network系: VPC

 

★★★VPCとサブネットが選択可能なIPv6 CIDRサイズが増加

 

Networking & Content Delivery: VPC

VPCとサブネットで選択できるIPv6 CIDRのサイズが充実しました!
VPCは/56だけだったのが/44から/4刻みで/60まで、サブネットは/64だけだったのが/44から/4刻みで/64まででそれぞれ設定可能になります。

VPCs and subnets now support more sizes for IPv6 CIDRs

 

★★★IP Address ManagerがOrganizationのPublic IP Insightsを含む無料利用枠を導入

 

Networking & Content Delivery: VPC

IP Address Managerの無料利用枠が導入されました!
アカウントやOrganization単位でのPublic IP Insights、 BYOIP/BYOASN、Amazon提供の連続したIPv6ブロックが無料で利用可能です。

Amazon VPC IP Address Manager adds a free features tier, including AWS Organization-wide Public IP Insights

VPC 料金表

 

★★★IP Address Managerがサブネットへの自動IP割り当てに対応

 

Networking & Content Delivery: VPC

IP Address ManagerがVPCだけでなく、サブネットのIP割り当ての自動化にも対応しました!
用途や組織のニーズに合わせてサイズを計画してルールを設定し、開発者がセルフサービスでサブネット用のIP CIDRを取得することもできます。

Amazon VPC IP Address Manager now automates IP address assignments for VPC subnets

 

★★IP Address ManagerがASNの持ち込みに対応

 

Networking & Content Delivery: VPC

IP Address Managerに独自の自律システム番号(ASN)を持ち込めるようになりました!
IPだけでなくASN関連付けて許可リストに登録する顧客やアプリケーションに対しても、リスト変更不要で到達することができます。

Amazon VPC IP Address Manager now allows you to Bring Your Own ASN to AWS

 

Network系: その他

★★Verified AccessがPolicy Assistantを提供

 

Networking & Content Delivery: Verified Access

Verified AccessでPolicy Assistantが利用できるようになりました!
コンソール上でアプリケーションのアクセスポリシーを定義し、シミュレートできるため、ポリシー作成プロセスやトラブルシューティングが迅速に行えるようになります。

Announcing Policy Assistant for AWS Verified Access

 

★★Elastic Load BalancingでIAM条件キーによるTLSポリシーとIP制限ポリシーがサポート

 

Networking & Content Delivery: ELB

ELBの作成時に、IAM条件キーによるTLSポリシーやIP制限ポリシーの強制が可能になりました!
条件キーが有効なアカウントでは、作成時、TLSの使用や、設置するサブネット、アタッチするセキュリティグループなどを強制することができます。

AWS Elastic Load Balancing introduces IAM condition keys for encryption and access controls

DevelopersIO記事:

[アップデート] Elastic Load Balancing で IAM 条件キーを使ってユーザーが作成可能なロードバランサーの条件を制限出来るようになりました

 

★Cloud MapがCloudTrailデータイベントに対応

 

Networking & Content Delivery: Cloud Map

Cloud MapのDiscoverInstances/DiscoverInstancesRevision APIがCloudTrailのデータイベントをサポートしました!
誰がいつAPIを実行してクラウドリソースの検出を試みたかが分かるため、ワークロードのコンプライアンスやリスク監査を強化できます。

AWS Cloud Map now supports AWS CloudTrail data events

 

Storage系: EBS

 

★★★EBSがスナップショットのロックをサポート

 

Storage: EBS

EBSにて、スナップショットのロックができるようになりました!
設定することで指定期間はアカウント所有者を含め全員がスナップショットを削除できないようになり、不意または不審な削除から保護し、各規則に準拠することができます。

Amazon EBS announces Snapshot Lock to protect snapshots from inadvertent or malicious deletions

DevelopersIO記事:

[アップデート] EBS スナップショットの削除を保護する Snapshot Lock 機能が追加されました

 

★★★EBSのI/O healthをCloudWatchで取得可能に

 

Storage: EBS

EBS健全性を監視するEBS Stalled I/O CheckというメトリクスがCloudWatchに提供されました!
ボリュームが要求されたI/Oを処理しているかに応じて0(合格)または1(失敗)を返し、いつ障害が発生するかを判断することができます。

New Amazon CloudWatch metric monitors EBS volume I/O health

DevelopersIO記事:

[アップデート] EBSボリュームのI/O健全性を監視するCloudWatchメトリクスが追加されました

 

★★EBSがアカウント内のインスタンスとボリュームをバックアップするためのデフォルトポリシーを追加

 

Storage: EBS

EBSがデフォルトポリシーを追加し、アカウント内の全てのEC2インスタンスとEBSボリュームをData Lifecycle Manager経由でバックアップできるようになりました!
1回のAPI呼び出しで設定可能なほか、既存のバックアップ設定と連携するため重複しないようバックアップが作成できます。

Amazon Elastic Block Store announces default policies to backup EC2 instances and EBS volumes

 

★SAP HANAデータベースに対するEBSスナップショットの自動化をサポート

 

Storage: EBS

Data Lifecycle Managerにより、SAP HANAデータベースがアプリケーション整合性のあるEBSスナップショットの作成を自動化できるようになりました!
Backint Agent for SAP HANAによるバックアップに加え、ストレージとしてバックアップができるため、異なるワークロードへ簡単にコピーできます。

Automate application-consistent EBS Snapshots for SAP HANA databases

 

Storage系: その他

★★S3 Storage Lensグループによる詳細な可視化が利用可能に

 

Storage: S3

S3 Storage Lensグループが登場しました!
オブジェクトのタグ、プレフィックス、サフィックス、age、サイズでフィルタリングし、ダッシュボードとして視覚化することでストレージのアーカイブに関する洞察や戦略を得ることができます。

Amazon S3 announces S3 Storage Lens groups for customized and granular visibility

 

★★S3 Storage Lensがプレフィックスごとのアクティビティやステータスコードの集計に対応

 

Storage: S3

S3 Storage Lensが、バケット内のプレフィックス単位でリクエストメトリクスを集約して提供できるようになりました!
総リクエスト数、ステータスコード別リクエスト数、ダウンロードされたバイト数などを確認し、ストレージの最適化に役立ちます。

Amazon S3 Storage Lens now aggregates activity and status code metrics by prefix

 

★★AWS Backupのコンソールが改良され、ジョブダッシュボードを追加

 

Storage: Backup

AWS Backupのコンソールにジョブダッシュボードが追加されました!
バックアップ、復元、コピーの各ジョブについて実施状況を人目で確認し、問題のあるジョブについてリソース別または理由別で表示することが可能です。

AWS Backup launches new console experience with jobs dashboard

 

★FSx for OpenZFSがパフォーマンスメトリクスとダッシュボードを追加

 

Storage: FSx for OpenZFS

FSx for OpenZFSで追加のパフォーマンスメトリクスとダッシュボードが提供されました!
ファイルサーバーのCPU/メモリ使用量、ストレージのスループット/IOPSのメトリクスが追加され、またダッシュボードによりパフォーマンスの推奨事項を確認することができます。

Amazon FSx for OpenZFS provides additional performance metrics and an enhanced monitoring dashboard

 

★FSx for Lustreがファイルシステムのスループット層の調整に対応

 

Storage: FSx for Lustre

FSx for Lustreがスループットスケーリングに対応し、ファイルシステムのスループット層を調整できるようになりました!
予め複数のスループットレベルをテストしておくことで、需要に応じてスループット層の拡大縮小を行い、コスト効率高くパフォーマンス要件を満たします。

Amazon FSx for Lustre now enables you to adjust the throughput tier of your file systems

 

Integration系

 

★★★★Step Functionsが障害からのワークフロー再開をサポート

 

Application Integration: Step Functions

Step Functionsが障害など予期せぬ中断からワークフローを再開することができるようになりました!
エラー処理でカバーできない障害に対して、同じ入力で迅速なリカバリが可能で、ステップ数の料金や時間の節約に繋がります。

AWS Step Functions now supports restarting workflows from failure

公式ブログ:

Introducing AWS Step Functions redrive to recover from failures more easily

DevelopersIO記事:

[アップデート] AWS Step Functionsのステートマシン実行失敗時点からの再実行をサポートしました

 

★★★EventBridge Pipesがロギング機能を追加し、可観測性が向上

 

Application Integration: EventBridge

EventBridge PipesのログをCloudWatch/S3/Kinesis Data Firehoseに記録可能となり、ログレベルのカスタマイズができるようになりました!
Pipesのソース、ターゲット、中間処理のいずれでどのような問題が発生したか容易に確認でき、可観測性が向上します。

Amazon EventBridge Pipes adds new logging functionality for improved observability

公式ブログ:

Introducing logging support for Amazon EventBridge Pipes

DevelopersIO記事:

ログ出力をサポートしたAmazon EventBridge Pipes を試してみた

 

★★EventBridge EventBusがCloudTrailからの読み取りAPIイベントをサポート

 

Application Integration: EventBridge

EventBridgeの EventBusにおいて、CloudTrailからの書き込みAPIイベント(Create/Update/Delete)だけでなく、読み取りAPIイベント(List/Get/Describe)も受信できるようになりました!
あらゆるAWSイベントをトリガーに、独自アプリケーションやSaaSなどへイベントを送信することが可能です。

Amazon EventBridge EventBus announces support for read-only API events from CloudTrail

公式ブログ:

Introducing support for read-only management events in Amazon EventBridge

 

★★SQSがデータイベントをCloudTrailに提供

 

Application Integration: SQS

SQS APIがCloudTrailにログ記録されるようになりました!
メッセージの可視性の変更、送受信、削除などのアクションを誰が実行したかがCloudTrailで確認可能となり、ガバナンスとコンプライアンスが向上します。

Amazon SQS announces support for logging data events in AWS CloudTrail

 

★★SNSが追加のメッセージフィルタリング識別子を提供

 

Application Integration: SNS

SNSが追加のメッセージフィルタリング識別子が利用可能になりました!
Suffixマッチング、大文字と小文字を区別しないマッチング、複数のメッセージプロパティに対するORマッチングが新しく使えるようになっています。

Amazon SNS launches additional message filtering operators, including suffix and case-insensitive matching

 

★★MWAAが顧客管理エンドポイント経由で共有VPCをサポート

 

Application Integration:MWAA

Managed Workflows for Apache Airflow (MWAA) が、独自エンドポイント経由でShared VPC内に環境を作成できるようになりました!
作成VPC数の節約の他、独自エンドポイントの利用によりセキュリティポリシーが厳格に適用され、安全なMWAA環境の利用が可能となります。

Amazon MWAA adds shared VPC support via customer managed endpoints

公式ブログ:

Introducing shared VPC support on Amazon MWAA

 

Security系: IAM Identity Center

 

★★★IAM Identity Centerが新しいアカウントインスタンスを提供し、AWS管理アプリケーションへの迅速なパスに対応

 

Security, Identity, & Compliance: IAM Identity Center

IAM Identity Centerが新しくアカウントインスタンスを開始しました!
Organization全体のインスタンスとは別にアカウントでインスタンスを作成し、CodeCatalystなどのAWS管理アプリケーションで迅速に利用できるようになります。

AWS IAM Identity Center provides new account instance for faster evaluation and adoption of AWS managed applications

 

★★IAM Identity Centerが新規インスタンスでMFAをデフォルト有効化

 

Security, Identity, & Compliance: IAM Identity Center

IAM Identity Centerの新規インスタンスが、デフォルトで多要素認証(MFA)を有効化するようになりました!
新規インスタンスで作成されたユーザーはMFAの登録を要求され、またコンテキスト(デバイス、ブラウザ、ロケーション)が変更された場合は追加の検証が表示されます。

AWS IAM Identity Center enhances the multi-factor authentication (MFA) defaults for new IAM Identity Center instances

DevelopersIO記事:

[アップデート] AWS IAM Identity Center を新規に有効化した時のデフォルト設定が MFA 登録必須になったようなので、既存環境の影響を確認してから環境を作り直してみた

 

★★IAM Identity Centerがアプリケーションへのアクセスを自動化する新しいAPIを提供

 

Security, Identity, & Compliance: IAM Identity Center

IAM Identity Centerが、APIでアプリケーションへのユーザー割り当てを管理できるようになりました!
他のAPIと組み合わせることにより、アカウントとアプリケーションへのアクセス管理のワークフローを自動化し、効率的に実行・管理することが可能となります。

AWS IAM Identity Center now provides new APIs to automate access to applications

 

Security系: その他

 

★★★WAFの新しいダッシュボードが利用可能に

 

Security, Identity, & Compliance: WAF

WAFのコンソールに新しいダッシュボードが登場しました!
許可/ブロックされたリクエスト、CAPTHA解決率、国別やルール別のメトリクスなどを確認することができます。

Announcing new dashboards in AWS Web Application Firewall

DevelopersIO記事:

[アップデート] AWS WAF のダッシュボードが新しくなったのでルールを設定して実際のリクエスト評価状況を確認してみた

 

★★Managed Microsoft ADにOne Identity Active Roleが追加

 

Security, Identity, & Compliance: Directory Service

AWS Managed Microsoft ADにて、One Identity Active Roleがサポートされました!
SCIM ID プロバイダーなど最新のID管理システムとIDを同期し、信頼関係不要で複数のADドメインをManaged Microsoft ADに統合しつつ、複数の管理機能を利用することができます。

AWS Managed Microsoft AD adds support for One Identity Active Roles

 

★Audit ManagerがMetricStreamとGRC統合

 

Security, Identity, & Compliance: Audit Manager

Audit Managerが、Governance, Risk, Compliance(GRC)ソリューションプロバイダであるMetricStreamと統合しました!
AWSの利用状況や構成といった監査データをMetricStream CyberGRCに直接インポートし、コンプライアンスを一元的に管理できます。

AWS Audit Manager launches its first GRC integration with MetricStream

 

Management系: CloudWatch

 

★★CloudWatch Logs Insightsで複数の統計クエリコマンドが利用可能に

 

Management & Governance: CloudWatch

CloudWatch Logs Insightsにおいて、1つのクエリでstatコマンドを2回まで使用できるようになりました!
1回目のstatコマンドに対する集計を実行するような使い方により、より強力な集計を行うことができます。

AWS announces multiple stats query command for Amazon CloudWatch Logs Insights

 

★★CloudWatch LogsのLive Tailが正規表現をサポート

 

Management & Governance: CloudWatch

CloudWatch Logsが、Live Tailを利用した場合でも正規表現をサポートするようになりました!
正規表現自体は先日からサポートされていましたが、Live Tailでのサポートにより更にリアルタイムでの運用エクリペリエンスが向上します。

Amazon CloudWatch Logs announces regular expression filter pattern support for Live Tail

 

★CloudWatch Application InsightsがSAP Sybase ASEデータベースをサポート

 

Management & Governance: CloudWatch

CloudWatch Application Insightsにて、SAP Sybase ASEデータベースを監視できるようになりました!
SAP HANAやSAP NetWeaverなどのワークロードにおける可観測性が提供され、多くの洞察を得ることができます。

Monitor SAP Sybase ASE database with Amazon CloudWatch Application Insights

 

Management系: その他

 

★★★OrganizationsがAWSサービス間のリクエストを制限するIAM条件キーをサポート

 

Management & Governance: Organizations

Organization向けの新しい2つのIAMグローバル条件キーaws:SourceOrgIDとaws:SourceOrgPathsが登場しました!
これまで特定のアカウントまたはリソース単位でのみ信頼ポリシーを設定できましたが、OrganizationまたはOU単位での設定が可能となり、スケーラブルな制御が実現できます。

New organization-wide IAM condition keys to restrict AWS service-to-service requests

公式ブログ:

Use scalable controls for AWS services accessing your resources

DevelopersIO記事:

[アップデート] Organizations環境のリソースアクセス制御がめっちゃ楽になる!IAMグローバル条件キーが追加されました(aws:SourceOrgID, aws:SourceOrgPaths)

 

★★★AWS Chatbotがカスタムアクションボタンを追加

 

Management & Governance: Chatbot

AWS Chatbotにて、サービスイベント通知にカスタマイズ可能なアクションボタンが表示できるようになりました!
推奨アクションと設定可能なアクションがあり、CLIコマンド/SSMドキュメント/Lambdaをすぐに実行することでDevOpsを効率化できます。

Customizable action buttons are now available in AWS Chatbot

 

★★★Resource Explorerがマルチアカウントでのリソース検索に対応

 

Management & Governance: Resource Explorer

Resource Explorerがアカウントを横断したリソースの検索に対応しました!
Organizationsのアカウント全体でリソースを見つけることができるようになり、アクセスできるリソース情報の制御にも対応しています。

AWS Resource Explorer now supports multi-account resource search

公式ブログ:

New – Multi-account search in AWS Resource Explorer

DevelopersIO記事:

[アップデート] AWS Resource Explorer がマルチアカウントのリソース検索に対応しました

 

★★Resource Explorerが86のリソースタイプに対応

 

Management & Governance: Resource Explorer

Resource Explorerにて新たに86のリソースタイプが検索可能になりました!
apigateway:restapi, cloudformation:stack, cloudtrail:trail, glue:job, ivs:channelなどが含まれます。

AWS Resource Explorer supports 86 new resource types

 

★★CloudFormationの変更セット作成時に既存リソースのインポートを簡素化

 

Management & Governance: CloudFormation

CloudFormationで変更セットを作成するCreateChangeSet APIにImportExistingResourcesが追加されました!
このパラメータを使用することで、カスタム名をサポートするリソースに限り自動で存在を判断してインポートするため、競合によるデプロイ失敗を回避できます。

AWS CloudFormation simplifies resource import with a new parameter for ChangeSets

 

★★Systems Managerが運用上の問題や変更リクエストをEventBridgeに発行

 

Management & Governance: Systems Manager

Systems Managerが、OpsCenterからの運用上の問題やChange Managerからの変更リクエストといったイベントをEventBridgeに公開するようになりました!
マネージドインスタンスに対する問題や変更が発生した際、アクションや通知が迅速に行えます。

AWS Systems Manager publishes status updates for operational issues, change requests to Amazon EventBridge

 

★★Systems Manager Automationに複数機能が追加

 

Management & Governance: Systems Manager

Systems Manager Automationが、ループ、Runbook変数、型変換、出力のフィルタリングなどをサポートしました!
カスタムスクリプトを記述する必要なく、高度なロジックの実行が定義可能で、Runbookの作成が簡素化されます。

AWS Systems Manager Automation now offers support for loops, type transformations, and more

 

★★CloudTrail Lakeが新しい料金オプションを提供

 

Management & Governance: CloudTrail Lake

CloudTrail Lakeに、既存の7年間の保持を提供する価格オプションに加え、1年単位の延長可能な保持価格オプションが提供されました!
1年ごとに料金を支払うことで最大10年まで保持可能で、月間25TB未満の場合は既存オプションより安くなる可能性があります。

AWS CloudTrail Lake announces new pricing option optimized for flexible retention

DevelopersIO記事:

[アップデート]AWS CloudTrail Lakeの料金オプションが追加され、One-year extendable retention pricing (1 年間延長可能な保持価格)を指定できるようになりました

 

★★CloudTrail LakeがCloudTrail Insightsに対応

 

Management & Governance: CloudTrail

CloudTrail LakeでCloudTrail Insightsが利用できるようになりました!
異常なアクティビティを分析するInsightsをCloudTrail Lakeでも分析できるようになり、異常なイベントとAWS管理イベントとの関連付けやダッシュボードでの視覚化などが可能となります。

AWS CloudTrail Lake now supports CloudTrail Insights

 

★★Managed GrafanaがGrafanaコミュニティプラグインに対応

 

Management & Governance: Managed Grafana

Amazon Managed GrafanaでGrafanaコミュニティプラグインを直接検出してインストールすることができるようになりました!
Apache Cassandra、PagerDuty、Managed Service for Prometheus, CloudWatchといったAWS内外のサービスからデータを収集し、視覚化できます。

Extend your Amazon Managed Grafana experience with Grafana community plugins

 

★★Trusted Advisorが新しいAPIを提供

 

Management & Governance: Trusted Advisor

Trusted Advisorが、Support APIを置き換える形で新しいAPIを提供しました!
ベストプラクティスのチェック、推奨事項、優先順位付けされた推奨事項にプログラムアクセスが可能となります。
日本のリージョンでは未対応です。

AWS Trusted Advisor announces new APIs

DevelopersIO記事:

[アップデート] AWS Trusted Advisorを扱う新しいAPIがリリースされました

 

★★Trusted AdvisorがRDSに対する37のチェックを追加

 

Management & Governance: Trusted Advisor

Trusted AdvisorがRDS向けに37のチェックを追加しました!
パフォーマンス、フォールトトレランス、セキュリティ、オペレーショナルエクセレンスのカテゴリに分かれており、EnterpriseまたはBusinessプランの場合に利用可能です。

AWS Trusted Advisor adds 37 Amazon RDS checks

DevelopersIO記事:

[アップデート] AWS Trusted Advisor で Amazon RDS に関するチェック項目が 37 件も追加されたので、何が追加されたのか整理してみた

 

★★Managed Services AccelerateがEKSワークロード運用をサポート

 

Management & Governance: Managed Services

AWS上のサービス運用を支援するAWS Managed Services Accelerateが、EKSワークロードに対応しました!
EKSに対する運用のベストプラクティスや自動化、モニタリングやインシデント管理が提供され、ワークロードを効率的かつ安全に運用できます。
日本のリージョンでは非対応です。

AWS Managed Services Accelerate now supports operations for Amazon EKS workloads

 

Migration系

 

★★★DMSがTimestreamをターゲットに指定可能に

 

Migration: DMS

DMSが移行先ターゲットとしてTimestreamを指定可能になりました!
IoTデータや運用メトリクスといった時系列データをサーバーレスで保管、処理する際に選択肢となり、フルロードまたは継続的データキャプチャ(CDC)で移行可能です。

AWS DMS now supports Amazon Timestream as a target

 

★★Transfer FamilyがSFTPの代替ポート2222をサポート

 

Migration: Transfer Family

Transfer Familyにて、SFTPの代替ポート2222が利用できるようになりました!
デフォルトの22と片方または両方有効にするよう選択可能で、セキュリティや顧客のポート要件に対応するようになります。

AWS Transfer Family announces an alternate port for SFTP servers

 

★Transfer Familyが論理ディレクトリの制限を拡張

 

Migration: Transfer Family

Transfer FamilyがSFTP/FTPS/FTPに対する論理ディレクトリマッピングの制限を90KBから最大2.1 MBに引き上げ、またユーザーアクセスの詳細制御にも対応しました!
S3またはEFSにアクセスする際に利用可能な仮想ディレクトリ構造が快適に利用できるようになり、大量のデータを安全にアップロードして共有可能となります。

AWS Transfer Family expands logical directories limit

 

Analytics系: MSK

★★MSKのIAM認証機能がすべてのプログラミング言語をサポート

 

Analytics: MSK

Amazon Managed Streaming for Apache Kafka(MSK)のIAM認証機能がすべてのプログラミング言語に対応しました!
新しいクラスターに対して有効です。
SASL/OAUTHBEARERに基づき、認証認可の機能実装を個別に実装する必要が無くなります。

Amazon MSK extends AWS IAM support to all programming languages for new clusters

公式ブログ:

Amazon MSK IAM authentication now supports all programming languages

 

★★MSK ServerlessのKafkaクライアントへのアクセスがすべてのプログラミング言語をサポート

 

Analytics: MSK

Amazon Managed Streaming for Apache Kafka(MSK) Serverlessがすべてのプログラミング言語に対応しました!
Kafkaクライアントからの書き込みと読み取りにSASL/OUATHBEARERを使用し、IAMに基づいてアクセス制御を簡素化することができます。

Amazon MSK Serverless now supports all programming languages

公式ブログ;

Amazon MSK Serverless now supports Kafka clients written in all programming languages

 

★MSKがストレージ容量のアラートの送信に対応

 

Analytics: MSK

Amazon MSKがストレージを枯渇する前にアラートを送信するようになりました!
アラートはMSKコンソール、Health、EventBridge、アカウントのEメールに送信され、最適な手段に関する推奨事項も添えられます。

Amazon MSK now sends storage capacity alerts

 

★MSKがApache Kafka 3.6.0とTiered Storageに対応

 

Analytics: MSK

MSKがApache Kafka 3.6.0をサポートし、Tiered Storageが利用できるようになりました!
高性能のローカルストレージに加えて、スケーラブルで無制限なリモートストレージが利用可能となり、クラスターのストレージ管理容易化と長期間のコスト効率向上に貢献します。

Amazon MSK adds support for Apache Kafka version 3.6.0 with Tiered Storage

 

Analytics系: QuickSight

 

★★★QuickSightがカスタムタイムゾーンに対応

 

Analytics: QuickSight

QuickSightがカスタムタイムゾーンを扱えるようになりました!
今まではタイムゾーンの認識が無く、変換を明示的に定義する必要がありましたが、ワンクリックで定義できるようになり、データ分析や操作の柔軟性が向上します。

QuickSight launches Custom Time Zone

 

★★★QuickSightがプログラムによるユーザーアクセス管理をサポート

 

Analytics: QuickSight

QuickSightが、IAM Identity CenterまたはActive Directory対応アカウントに対し、プログラムでグループをロールに割り当てることができるようになりました!
管理者、作成者、閲覧者といったQuickSightアカウントのアクセス管理をAPI経由で設定可能となり、効率的な運用が実現します。

Amazon QuickSight now supports programmatic user access management by assigning groups to roles

 

★★★QuickSightがロールベースの機能へのカスタムアクセスをサポート

 

Analytics: QuickSight

QuickSight が、Enterpriseにてアカウント内のロール(管理者、作成者、閲覧者)に基づいたカスタム権限に対応しました!
アセットに対するアクションの制限をカスタム権限プロファイルで定義し、ロールまたはユーザーに適用することができます。

Amazon QuickSight launches custom access to capabilities based on roles

 

★★QuickSightが制限付き共有フォルダーとフォルダー共同作成者ロールを提供

 

Analytics: QuickSight

QuickSightに制限付き共有フォルダーと共同作成者ロールが提供されました!
フォルダー単位でのアセット共有やアクセス許可の継承ができるようになり、アクセス制限の一元管理や細かな制御を実現します。

Amazon QuickSight launches shared restricted folders and a folder Contributor role to govern asset sharing

 

★★QuickSightが週の始まりのカスタムに対応

 

Analytics: QuickSight

QuickSightで週の始まりをカスタムできるようになりました!
デフォルトの日曜始まりから、ワンクリックで任意の曜日を始まりに設定し、ディメンションや計算フィールド、フィルターをシームレスに変換します。

QuickSight launches Custom Week Start

 

Analytics系: EMR

 

★★EMR StudioがAthenaに基づくインタラクティブなクエリエディタを追加

 

Analytics: EMR

EMR Studioにて、Athenaのインタラクティブなクエリを開発・実行できるようになりました!
オートコンプリートの利用、Glue Data Catalogの参照、クエリの保存や履歴表示といった機能がEMR Studio上で利用可能です。

Amazon EMR Studio adds interactive query editor powered by Amazon Athena

 

★★EMR Serverlessが大阪を含む4リージョンで利用可能に

 

Analytics: EMR

大阪リージョンを含む4リージョンでEMR Serverlessが利用できるようになりました!
クラスターを構成・管理する必要なく、Apache SparkやHiveのアプリケーションを実行することができます。

Amazon EMR Serverless is now available in 4 new AWS Regions

 

★EMR on EC2を使用したオープンテーブルフォーマットがLake Formationによるアクセス制御をサポート

 

Analytics: EMR

EMR on EC2を使用したオープンテーブルフォーマット(OTF)にて、Lake Formationによるきめ細やかなアクセス制御(FGAC)がサポートされるようになりました!
Apache Iceberg、Apache Hudi、DeltaテーブルにアクセスするApahe Sparkジョブに対する行/列/テーブルレベルのアクセス許可を提供することができます。

Enforce fine-grained access control via AWS Lake Formation with Open Table Formats on Amazon EMR

 

Analytics系: OpenSearch

 

★★OpenSearchがNeural Sparse Retrievalに対応

 

Analytics: OpenSearch

OpenSearch2.11がNeural Sparse Retrievalをサポートしました!
Transformerベースのモデルを使用して情報豊富なembeddingsを構築することで語彙の不一致を解決し、低頻度の単語やフレーズの理解が得意な手法です。

Amazon OpenSearch Service now supports Neural Sparse Retrieval

 

★★OpenSearchがハイブリッドクエリスコアの正規化をサポート

 

Analytics: OpenSearch

OpenSearch 2.11にて、ハイブリッドクエリスコアの正規化に対応しました!
語彙検索と意味検索を統合し、スコアの正規化を1つのクエリで処理することで、検索の関連性を容易に向上できるようになります。

Amazon OpenSearch Service now supports hybrid query score normalization

 

★★OpenSearch Ingestionが永続バッファリングをサポート

 

Analytics: OpenSearch

OpenSearch Ingestionがストリーミングデータの取り込みに永続的なバッファリングをサポートしました!
永続バッファリングはサーバーレスで動作し、スループットニーズに応じた拡張性を持ち、全てのソースに対してデータの耐久性が提供されます。

Amazon OpenSearch Ingestion announces support for persistent buffering

 

★★OpenSearch IngestionがElasticSearchインデックスのOpenSearchへの移行に対応

 

Analytics: OpenSearch

OpenSearch Ingestionを使って、ElasticSearch 7.xクラスターからOpenSearchクラスターまたはServerlessへLogstashなど不要で移行できるようになりました!
OpenSearch 2.xクラスターからServerlessへの移行、Serverless同士での移行、Data Prepper 2.5.0のサポートもアップデートに含まれます。

Amazon OpenSearch Ingestion now supports migrating your ElasticSearch indexes to Amazon OpenSearch Service

 

Analytics系: Glue

 

★★Glueが6つのデータベースとのネイティブ接続に対応

 

Analytics: Glue

Glue for Apache Sparkが、Teradata、SAP HANA、Azure SQL、Azure Cosmos DB、Vertica、MongoDBの6データベース向けのコネクタに対応し、ネイティブ接続できるようになりました!
これらのデータベースから読み書きを行い、Glue StudioにてノーコードでETLジョブを実行可能です。

AWS Glue launches native connectivity to 6 databases

 

★★Glue Data Catalogが列レベル統計の生成をサポート

 

Analytics: Glue

Glue Data CatalogがGlueテーブルにおける列レベルの統計を生成できるようになりました!
統計の中身はファイルの数、NULLの数、最大値、最小値で、AthenaやRedshift Spectrumのコストベースオプティマイザーと統合します。

AWS Glue Data Catalog now supports generating column-level statistics

 

★★Glue Data CatalogがApache Icebergテーブルの自動圧縮をサポート

 

Analytics: Glue

Glue Data CatalogがApache Icebergテーブルの自動圧縮に対応しました!
カスタムパイプラインなしでS3内の小さなファイルを自動的に圧縮し、メタデータのオーバーヘッドを削減することでクエリパフォーマンスが高速化されます。

AWS Glue Data Catalog supports automatic compaction for Apache Iceberg tables

 

★★Glue for Apache SparkがOpenSearchとのネイティブ接続に対応

 

Analytics: Glue

Glue for Apache SparkがOpenSearchとネイティブ接続できるようになりました!
OpenSearchコネクタライブラリ不要でデータの読み書きが可能となり、OpenSearchのデータをGlue StudioにてノーコードでETLを行うといった操作も可能です。

AWS Glue for Apache Spark announces native connectivity for Amazon OpenSearch Service

 

Analytics系: その他

 

★★★Athenaがコストベースのオプティマイザーによるクエリ強化に対応

 

Analytics: Athena

Athenaが、Glue Data Catalogが収集したテーブルと列の統計に基づき、コストベースオプティマイザーを使用してクエリのパフォーマンスを強化できるようになりました!
時間でデータ量が変化する場合に有用で、都度最適化することでパフォーマンスの向上を維持できます。

Amazon Athena adds cost-based optimizer to enhance query performance

公式ブログ:

Speed up queries with the cost-based optimizer in Amazon Athena

 

★Clean Roomsがコラボレーション単位の支払いを構成可能に

 

Analytics: Clean Rooms

Clean Roomsにおいて、クエリのコンピューティングコストに対する支払い構成がサポートされました!
コラボレーションのメンバー単位で支払い責任を設定し、クエリの実行者にかかわらずコストが分担できるようになります。

AWS Clean Rooms announces configurability for collaboration payment

 

Machine Learning系: Bedrock

 

★★★BedrockのPlaygroundであるPartyRockが登場

 

Machine Learning: Bedrock

Bedrockを使って生成系AIアプリを直感的に作成できるPartyRockのサイトがオープンしました!
https://partyrock.aws/ 自然言語でアイデアを入力することで簡単にアプリが作成可能で、AWSアカウント不要、期間限定で無料利用可能です。

Announcing PartyRock, an Amazon Bedrock Playground

DevelopersIO記事:

【期間限定・無料】Amazon Bedrock から誕生した PartyRock で生成 AI アプリを作って、遊んでみた

 

★★★BedrockでLlama 2 Chat 13B基盤モデルが利用可能に

 

Machine Learning: Bedrock

Bedrockで利用可能なFMに、Meta社のLlama 2 Chat 13Bが追加されました!
パブリッククラウドでのフルマネージドAPIとしては初です。
現時点ではバージニア北部とオレゴンで利用可能です。

Llama 2 Chat 13B foundation model from Meta is now available in Amazon Bedrock

公式ブログ:

Amazon Bedrock now provides access to Meta’s Llama 2 Chat 13B model

Qiita記事:

話題の言語モデルLlama 2がAmazon Bedrockに登場! 宇宙最速で触ってみた

DevelopersIO記事:

[Amazon Bedrock] 新しいLLM「Llama 2」が利用可能になりました

 

★★★BedrockでCommand Light, Embed English, multilingual modelsが利用可能に

 

Machine Learning: Bedrock

Cohere社のCommand Light, Embed English, multilingual modelsがBedrockに追加されました!
Cohere社が提供するモデルは4種類となりました。 現時点ではバージニア北部とオレゴンで利用可能です。

Cohere’s Command Light, Embed English, and multilingual models now available in Amazon Bedrock

公式ブログ:

Amazon Bedrock now provides access to Cohere Command Light and Cohere Embed English and multilingual models

 

Machine Learning系: その他

 

★★★SageMaker StudioがIAM Identity Centerによるユーザーの自動セットアップに対応

 

Machine Learning: SageMaker

SageMaker Studioの認証にIAM Identity Centerを使用している場合、APIの利用でStudioユーザープロファイルが完全に自動化できるようになりました!
Identity Centerで許可されたユーザーやグループがStudioと関連付けられ、簡単にユーザープロファイルを設定可能です。

Amazon SageMaker Studio now supports automated user setup with IAM Identity Center

 

★★Transcribeが多言語のリアルタイムストリームにおける自動言語識別をサポート

 

Machine Learning: Transcribe

Transcribeの多言語リアルタイムストリームにて、自動で言語を識別する機能が追加されました!
複数の公用語がある国や、複数の言語圏での事業、英語と日本語でディスカッションが飛び交う会議などで、正確な文字起こしがサポートされます。

Amazon Transcribe now supports automatic language identification for multi-lingual real-time audio streams

 

★Pollyで3つのAmerican Englishの音声を備えた長文エンジンを提供

 

Machine Learning: Polly

Pollyで利用可能な、3つのAmerican Englishの音声を備えた、表現力豊かな長文エンジンが利用できるようになりました!
Danielle, Gregory, Ruthの3種類で、バージニア北部リージョンにてアクセス可能です。

AWS now offers long-form engine with the first three expressive American English voices

 

Developer系: CodeCatalyst

 

★★★CodeCatalystがIAM Identity CenterによるSSOをサポート

 

Developer Tools: CodeCatalyst

CodeCatalystの認証に、IAM Identity CenterによるSSOが利用できるようになりました!
ユーザー管理の統一に加え、グループをCodeCatalystチームに割り当てることで、スペースやプロジェクトへのアクセス制御が容易になります。

Amazon CodeCatalyst now supports single sign-on using AWS IAM Identity Center

 

★★★CodeCatalystがVPCアクセスに対応

 

Developer Tools: CodeCatalyst

CodeCatalyst内でVPCに接続できるようになりました!
パブリックアクセスが提供されていないVPCのプライベートリソースに対し、デプロイの検証やデータベーススキーマの修正、EKS上のアプリケーションの修正などが実現可能です。

Amazon CodeCatalyst now supports Virtual Private Cloud

公式ブログ:

Using Amazon CodeCatalyst with Amazon Virtual Private Cloud

 

★★★CodeCatalystがTerraformをサポート

 

Developer Tools: CodeCatalyst

CodeCatalystがTerraformに対応しました!
カスタムアクションスクリプト不要でTerraformアクションをワークフローに追加し、インフラストラクチャのCI/CDが実現できるようになります。

Amazon CodeCatalyst now supports Terraform

 

★★CodeCatalystがteams機能を追加

 

Developer Tools: CodeCatalyst

CodeCatalystにteams機能が追加されました!
スペース内でチームを作成するかSSOグループとチームを紐付け、プロジェクトごとに固有のロールを割り当てることで、アクセス制御とユーザー管理を簡素化することができます。

Announcing teams for Amazon CodeCatalyst

 

Developer系: その他

 

★★CodePipelineが新たに7リージョンに対応

 

Developer Tools: CodePipeline

CodePipelineが大阪リージョンを含む7リージョンで新たにサポートされました!
アプリケーションやインフラストラクチャに対するフルマネージドのCDパイプラインが利用可能です。

AWS CodePipeline is now available in seven additional regions

 

Front-End系

 

★★★Amplify Hostingがワイルドカードサブドメインに対応

 

Eront-End Web & Mobile: Amplify

Amplify Hostingでワイルドカードサブドメインがサポートされました!
マルチテナントアプリケーションにて複数のサブドメインを使用するユースケースにおいて、各サブドメインごとに構成を定義する必要が無くなります。

AWS Amplify Hosting now supports wildcard subdomains

公式ブログ:

Wildcard Subdomains for Multi-tenant Apps on AWS Amplify Hosting

 

★★★AmplifyがJavaScript v6をサポート

 

Front-End Web & Mobile: Amplify

AmplifyでJavaScript v6がサポートされました!
TypeScriptのサポート範囲の拡大、Next.jsサーバー側機能との統合のほか、バンドルサイズが更に軽量となり、アプリケーションの読み込み時間がさらに短縮されます。

Announcing AWS Amplify JavaScript v6 general availability

公式ブログ:

Building fast Next.js apps using TypeScript and AWS Amplify JavaScript v6

 

★★AppSyncがGraphQL subscriptionに対するCloudWatchメトリクスを追加

 

Front-End Web & Mobile: AppSync

AppSyncに、GraphQL subscriptionに関連するCloudWatchメトリクスが追加されました!
Mutationに対する成功/失敗したSubscriptionの数、WebSocket経由の送信メッセージ数、無効化リクエストの数/成功数/失敗数などが新たに利用可能です。

AWS AppSync introduces new metrics for monitoring of real-time GraphQL subscriptions

 

★Pinpointが開発者向けのSMS管理機能を追加

 

Front-End Web & Mobile: Pinpoint

Pinpointにて、SMSメッセージングの設定や最適化のための管理機能セットが開発者向けにリリースされました!
SMSシミュレータやきめ細やかな制御など、メッセージの配信性と信頼性の向上するための機能が 利用可能です。

New Amazon Pinpoint SMS management capabilities for developers

公式ブログ:

Simplify your SMS setup with the new Amazon Pinpoint SMS console

 

End-User系

 

★★WorkSpacesがセルフサービスでの診断ログのアップロードに対応

 

End User Computing: WorkSpaces

WorkSpacesにて、問題のトラブルシューティングのために診断ログのセルフサービスアップロードができるようになりました!
デバイスとAWSネットワークへの接続に関する情報をAWSと共有できるようにすることで、迅速な問題の解決が期待できます。

Amazon WorkSpaces introduces self-service diagnostic log uploads

 

IoT系

 

★★IoT Device Defenderがメトリクスの他サービスへのエクスポートに対応

 

Internet of Things: IoT Device Defender

デバイスフリートを継続的に監視するためのサービスであるIoT Device Defenderが、デバイスやクラウドのメトリクスを外部のデータレイクにエクスポートできるようになりました!
受信メッセージ、ネットワーク信号強度などのメトリクスをAWSまたはAWS外に転送し、さらなる分析を行うことができます。

AWS IoT Device Defender now supports export of Detect metrics to other services

公式ブログ:

How to use the new metric export capability of AWS IoT Device Defender

 

★★IoT Device Managementがデバイス位置のインデックスとクエリに対応

 

Internet of Things: IoT Device Management

IoT Device Managementが、デバイスごとに最後に報告された位置のインデックス作成とクエリをサポートしました!
特定の地理的境界におけるデバイス特有の問題などの検出、デバイスの近接性および離れたデバイスの特定といった監視および管理を実行できます。

AWS IoT Device Management adds support for indexing and querying device location

 

Media系

 

★★IVSがサーバーサイドでの音声とビデオの合成をサポート

 

Media Services: IVS

IVSがサーバーサイドでの音声とビデオの合成に対応しました!
ステージに参加しているデバイスの音声とビデオをステージ内で合成し、IVSチャネルやS3に配信することができます。
時間、解像度、配信先によって追加料金が発生します。

Amazon IVS now supports server-side composition

ドキュメント:

Server-Side Composition (Real-Time Streaming)

 

Cloud Finance系

 

★★Cost Explorerが詳細な履歴データを提供

 

Cloud Financial Management: Cost Explorer

Cost Explorerが確認できる履歴データがより詳細になりました!
日別のデータを14ヶ月分、月別のデータを38ヶ月分確認可能となり、またリソースレベルのデータを14日分有効にできるオプションも追加されています。

AWS Cost Explorer now provides more historical and granular data

 

★AppRegistryリソースタグがCost Managementでサポート

 

Cloud Financial Management: Cost Management

Cost Managementが、AppRegistryリソースタグに対応しました!
AppRegistryでアプリケーションを管理している際、アプリケーション単位でタグ付けすることで、リソースの整理に加えてコストの分析や管理を行うことができます。

AWS Cost Management now supports AppRegistry resource tags

 

Business系: Connect

 

★★Amazon ConnectがContact Lensの会話分析ダッシュボードを提供

 

Business Applications: Connect

Amazon ConnectのがContact Lensにて、会話分析ダッシュボードが利用可能になりました!
顧客の連絡理由や通話担当者の平均処理時間など、リアルタイムまたは過去のパフォーマンスや傾向を把握し、改善へ役立てるようになります。

Amazon Connect now provides a Contact Lens conversational analytics dashboard

 

★★Amazon ConnectがService Quotasによるクォータの可視化と管理に対応

 

Business Applications: COnnect

Amazon Connectインスタンスに適用されたクォータをService Quotasで可視化し、管理できるようになりました!
インスタンス単位でクォータの増加を簡単にリクエストすることが可能です。

Amazon Connect supports visibility and management of applied quotas using AWS Service Quotas

 

★★Amazon Connectがチャットでのクイックレスポンスをサポート

 

Business Applications: Connect

Amazon Connectがチャットにおいて、エージェントにクイックレスポンスを提供できるようになりました!
事前作成されたレスポンスを使用・管理し、/#greetのような形またはショートカットキーで呼び出し、迅速かつ一貫した応対が可能です。

Amazon Connect now offers quick responses for contact center agents engaged in chats

 

★★Amazon Connectが添付ファイルのマルウェアスキャンに対応

 

Business Applications: Connect

Amazon Connectが添付ファイルに含まれるマルウェアを共有する前に、ファイルスキャンアプリケーションと統合してスキャンできるようになりました!
任意のスキャナーが実装されたLambdaをConnectインスタンスに追加することで実現される機能です。

Amazon Connect now enables scanning of attachments for malware

 

★★Amazon ConnectがCloudTrailに対応した営業時間UIを提供

 

Business Applications: Connect

Amazon Connectで新しい営業時間UIが利用可能になりました!
コールセンターの営業時間が設定できるようになり、時間によるフローやエージェントへのルーティングが可能です。
また、CloudTrailによる変更履歴のサポートも備えています。

Amazon Connect launches updated hours of operation UI with CloudTrail support

 

★Amazon Connectが事前構築されたキューパフォーマンスダッシュボードを提供

 

Business Applications: Connect

Amazon Connectにて、キューのパフォーマンスを分析・追跡するのに利用可能な事前構築されたダッシュボードが利用可能になりました!
リアルタイムまたは過去のパフォーマンスを確認し、サービスレベルなどの指標から分析・改善を行うことができます。

Amazon Connect now provides a pre-built queue performance dashboard

 

Business系: その他

 

★★Wickrがゲストユーザーアクセスに対応

 

Business Applications: Wickr

End-to-Endの暗号化メッセージングサービスであるWickrが、組織外のゲストユーザーへのアクセスをサポートしました!
個々のEメールアドレスでサインアップ可能で、ゲストユーザー機能が有効なグループに参加することができます。

AWS Wickr now provides access to guest users

 

★★Supply Chain Demand Planningが3倍高速な予測と75%低いレイテンシを提供

 

Business Applications: Supply Chain

Supply Chain Demand Planningのパフォーマンスが向上しました!
予測生成が最大3倍高速、読み取りレイテンシが最大75%削減となり、ワークロードがより迅速となります。

AWS Supply Chain Demand Planning provides up to 3x faster forecasting and 75% lower UI latency

 

★Supply ChainがWork Order Insightsをリリース

 

Business Applications: Supply Chain

Supply Chainが新機能Work Order Insightsをリリースし、メンテナンス関連資材を注文レベルで可視化できるようになりました!
作業指示書の資材レベルの進捗状況が可視化され、材料の迅速化、在庫バッファの削減、メンテナンスや修理の容易化が実現可能です。

AWS Supply Chain releases Work Order Insights

 

Game系

 

★GameLift Plugin for Unityがサポートを拡張

 

Game Tech: GameLift

GameLiftのUnityプラグインが、2021.3 LTS/2022.3 LTSとGameLift Server SDKをサポートしました!
GameLift SDK 5+ APIやGameLift Anywhereに対応し、あらゆるインフラストラクチャ間でのゲームセッション管理や、パワフルで柔軟性の高いゲーム開発が行えます。

Announcing Expanded Support for Amazon GameLift Plugin for Unity

 

Satellite系

 

★Ground Stationがオレゴン、オハイオ、ダボに広帯域デジタル中間周波数を拡張

 

Satellite: Ground Station

Ground Stationがオレゴン、オハイオ、ダボの各拠点に広帯域デジタル中間周波数(DigIF)を拡張しました!
偏波ごとに最大5チャネル、計400MHzまでのダウンリンクによりVPCへデータが配信され、任意のSoftware Defined Radio (SDR) を使用してデータの復調とデコードを実行できます。

AWS Ground Station expands Wideband Digital Intermediate Frequency to Oregon, Ohio, and Dubbo

 

Quantum系

 

★Braketが変分アルゴリズムを高速化するパラメトリック回路に対応

 

Quantum Technologies: Braket

量子コンピューティングサービスであるBraketが、超伝導ゲートベースの量子処理装置 (QPU) 上のパラメトリック回路をサポートしました!
計算量の多いコンパイルステップに関連するオーバーヘッドが削減され、ランタイムパフォーマンスが最大10倍高速化されます。

Amazon Braket now supports parametric circuits to speed up variational algorithms

公式ブログ:

Speeding up hybrid quantum algorithms with parametric circuits on Amazon Braket

 

その他

 

★Partner Centralにおけるサービスの構築とオファーのエクリペリエンスが向上

 

Others: Partner Central

Partner Centralへの登録からオンボーディング、オファリングの作成・構築やプロモーションに至るまでのユーザーエクリペリエンスが強化されました!
オファリングにフォーカスすることにより、AWS上における自社製品やサービスの認知や発見可能性が向上し、より成熟させることができます。

Enhanced AWS Partner Central experience to build and promote your offerings

 

★MarketplaceとPartner Centralのアカウントと製品のリンクが可能に

 

Others: Partner Central

MarketplaceとPartner Central全体のエクスペリエンスが統合されました!
両者のアカウントと関連ユーザーをリンクすることができ、SSOの利用、データの統合、Partner Analyticsダッシュボードへの洞察などの利点が得られます。

Introducing account and product linking across AWS Marketplace and AWS Partner Central

 

★セルフガイドソフトウェアパスエクスペリエンスが開始

 

Others: Partner Central

パートナー向けのMarketplace掲載へのプロセスに対するセルフガイドが拡張され、ソフトウェアパスでも利用できるようになりました!
構築、マーケティング、販売、成長の取り組みを進めることで、SaaS FactoryやISV Accelerateの資格を自動で得ることができます。

New self-guided Software Path experience

 

★AWSパートナー向けの共同販売エクスペリエンスが強化

 

Others: Partner Central

パートナー向けのAPN Customer Engagements (ACE) により、共同販売エクスペリエンスが強化されました!
ACE Pipeline Managerにて共同販売サポートが得られ、パートナーの販売活動が統一されます。Marketplaceとも統合され、取引成立が加速されます。

Enhanced co-sell experience for AWS Partners

 

★AWS Partner Analytics Dashboardが機能強化

 

Others: Patrner Central

AWS Partner Analytics DashboardがMarketplaceとAPN Customer Engagements (ACE) からの分析情報を統合しました!
Investmentsタブを使用し、顧客エンゲージメント インセンティブ (CEI) に関する洞察や、キャンペーンの効果測定などを行うことができます。

Enhancements to AWS Partner Analytics Dashboard

 

★Marketplaceの柔軟な支払いスケジュールに対するオプションが追加

 

Others: Marketplace

Marketplaceにて、柔軟な支払いスケジュールに対する支払い方法のオプションが拡張されました!
AWSとの請求条件に基づいているかどうかに関わらず、任意の支払い方法が提供され、プライベートオファーにて柔軟に支払いができるようになります。

New payment options for the AWS Marketplace flexible payment scheduler

 

おわりに

 

今週も(さすがに)どこよりも早いアップデートまとめをお送りしました!
ワクワクですが、さすがにしんどいので、re:Inventにかけてアップデートが増え続けるのか…という気持ちです。

 

Twitterアカウントでは可能な限り日々のアップデートを紹介しているので、そちらもチェックしてみてください!
ハッシュタグ #しむそく も2023/10/20以降の更新に付与しています!流し読みしたいときにどうぞ。