2024/8/5〜2024/8/11までのAWSアップデートを振り返ってみた #しむそく #しまがじ
はじめに
8月第2週のAWSアップデートを振り返ってみました!
可能な限りアップデートの内容を理解してまとめていますが、若干知識の浅いサービスや分野はコメントが軽めとなることがあります。ご了承ください。
一部のアップデートにおいて、AWS公式のブログと、各企業ブログなどへのリンクを参考として掲載しています!
ジャンルごとに大別しつつ、個人的に注目度が高いほど★を増やしています。
アツいアップデートだけ流し読みしたい場合は★★や★★★を追っていきましょう!
アップデートの見出しは日本語訳しています!(時期によっては既に日本語の記事が出ているものもあります)
Containers系
★★★ECRでBasic Scanning機能が利用可能に
Containers: ECR
ECRでPreviewとして提供されていたBasic Scanning機能がGAとなりました! AWSネイティブテクノロジーを使用し、コンテナイメージの手動スキャンまたはイメージのプッシュ時にリポジトリを指定した自動スキャンが利用できます。
New version of Amazon ECR basic scanning is now generally available
DevelopersIO記事:
[アップデート] Amazon ECR の新しいベーシックスキャン「AWS_NATIVE」が GA となったので使ってみた
Database系
★★Redshift MLがSagemaker JumpstartのLLMをサポート
Database: Redshift
Redshift MLで利用するモデルに、Sagemaker Jumpstartで公開された事前トレーニング済みのLLMを利用できるようになりました!
LLMに対するエンドポイントを作成してRedshift MLモデルから参照することで、エンティティの抽出やテーブルへの感情分析などが行えます。
Large language models powered by Amazon Sagemaker Jumpstart available in Redshift ML
★★Timestream for InfluxDBがTerraformをサポート
Database: Timestream
2024年3月にリリースされたTimestream for InfluxDBがTerraformに対応しました!
時系列データ管理を行う産業やIoTのアプリケーションなどのワークロードにおいて、IaCによるインフラストラクチャの自動化が実現します。
Announcing Terraform support Amazon Timestream for InfluxDB Deployments
★★RDS for PostgreSQLがマイナーバージョン16.4, 15.8, 14.13, 13.16, 12.20をサポート
Database: RDS
RDS for PostgreSQLにて、マイナーバージョン16.4, 15.8, 14.13, 13.16, 12.20が利用可能になりました!
セキュリティ脆弱性などの修正に加え、pgvector 0.7.3やhypopg 1.4.1などの拡張機能のアップデートが含まれています。
Amazon RDS for PostgreSQL supports minor versions 16.4, 15.8, 14.13, 13.16, and 12.20
★★Aurora PostgreSQLがマイナーバージョン16.3, 15.7, 14.12, 13.15, 12.19をサポート
Database: RDS
Aurora PostgreSQLにて、マイナーバージョン16.3, 15.7, 14.12, 13.15, 12.19が利用可能になりました!
複数の修正やAurora固有の改善のほか、起動の高速化、16.3の8xlarge以上で書き込みスループットの向上、Babelfishの更新も含まれます。
Amazon Aurora supports PostgreSQL 16.3, 15.7, 14.12, 13.15, and 12.19
★★Aurora PostgreSQLがpgvector 0.7.0をサポート
Database: RDS
Aurora PostgreSQLの最新マイナーバージョンにて、pgvector 0.7.0が利用できるようになりました!
並列処理によるインデックス構築時間の改善や、ベクトルデータ型halfvecおよびsparsevecの追加によるバイナリ量子化のサポートなどが含まれています。
Announcing pgvector 0.7.0 support in Aurora PostgreSQL
★★RDS Database preview environmentがPostgreSQL 17 Beta 3をサポート
Database: RDS
PostgreSQL 17 Beta 3がRDS Database preview environmentで試用できるようになりました!
Beta 2と比べ、パラメータ名称の変更、不具合の修正、効率の向上といったアップデートが含まれています。
PostgreSQL 17 Beta 3 is now available in Amazon RDS Database preview environment
★RDS for Db2がS3からのデータロードをサポート
Database: RDS
RDS for Db2が、S3からDb2データベースへデータをロードできるようになりました!
ローカルに保存されたデータのBLOB/CLOB/XML/JSONが32KBを超えていてDb2へ直接ロードできない場合に、S3へデータを転送することでロードが可能になります。
Amazon RDS for Db2 supports loading data from Amazon S3
★RDS for OracleがJuly 2024 Releaseをサポート
Database: RDS
RDS for Oracle 19c/21cでJuly 2024 Release Updateが利用可能になりました!
パフォーマンス向上のパッチとバグの修正が複数含まれており、自動マイナーバージョンアップデート有効時は6〜8週間後に適用されます。
Amazon RDS for Oracle now supports July 2024 Release Update
Network系
★★★VPCとサブネットがプライベートIPv6アドレスをサポート
Networking & Content Delivery: VPC
VPCとサブネットで、プライベートIPv6アドレスが利用できるようになりました!
ユニークローカルIPv6ユニキャストアドレス(ULA)またはグローバルユニキャストアドレス(GUA)の形式で、インターネットに伝播しないことを保証するアドレスを使用できます。
AWS announces private IPv6 addressing for VPCs and subnets
★★ELB Trust StoreがResource Access Managerを使ったクロスアカウント共有をサポート
Networking & Content Delivery: ELB
ELB Trust Storeのリソースを、Resource Access Manager(RAM)経由でクロスアカウント共有できるようになりました!
複数のAWSアカウントやOrganization内におけるALBのTrust Storeと失効リスト(CRL)を一元管理し、一貫したmTLS構成を実現します。
Storage系
★★★EFSの読み取りスループットが30GiB/sに増加
Storage: EFS
東京を含む5リージョンでEFSの読み取りスループットが50%増加し、最大20GiB/sから30GiB/sとなりました!
機械学習トレーニングや財務分析、ゲノムデータ分析といったスループット集約型のワークロードに最適なパフォーマンスを提供します。
Amazon EFS now supports up to 30 GiB/s (a 50% increase) of read throughput
DevelopersIO記事:
[アップデート] Amazon EFS の Elastic Throughput モードの最大読み込みスループット性能が 50% 向上
★★AWS Backup logically air-gapped vaultがリリース
Storage: Backup
PreviewとなっていたAWS Backupのlogically air-gapped vaultがGAとなりました!
論理的に分離され、ボールトロックかつ暗号化が行われたバックアップを作成し、Resource Access Managerを使用してアカウントや組織間で安全に共有および直接復元が可能となります。
Announcing the general availability of AWS Backup logically air-gapped vault
公式ブログ:
Building cyber resiliency with AWS Backup logically air-gapped vault
★★Snowball Edge Storage Optimizedの210TBデバイスに100TB未満の料金オプションが追加
Storage: Snowball Edge
Snowball Edge Storage Optimizedの210TBデバイスに、100TBの料金オプションが追加されました!
データ量が100TB未満で、データ転送のみの80TBデバイスが不適なワークロードにおいて、210TBデバイスをより安価に利用できます。
AWS Snowball Edge Storage Optimized 210TB device offers lower capacity pricing option
Security系
★★CognitoがAdvanced Security Featuresを強化
Security, Identity, & Compliance: Cognito
CognitoのAdvanced Security Features(ASF)が強化され、特定のエンタープライズ要件に対応しました!
パスワードの再利用禁止や、S3/Data Firehose/CloudWatch Insightsへのセキュリティイベントのストリーミングができるようになっています。
DevelopersIO記事:
[アップデート] Amazon Cognito で高度なセキュリティを有効化した際にユーザーアクティビティログを外部サービスへ転送出来るようになりました
[アップデート] Amazon Cognito で過去のパスワードの再利用を防止するためのオプションが利用出来るようになりました
★★CognitoのAdvanced Security Featuresがカスタム認証フローのリスク検出をサポート
Security, Identity, & Compliance: Cognito
Cognitoに追加されたAdvanced Security Features(ASF)が、カスタム認証フローなど追加のリスク検出に対応しました!
異なる場所からの不自然なログインや、カスタム認証操作に対する悪意のあるアクティビティなどを検出し、セキュリティをさらに向上します。
★★Verified PermissionsがOIDCプロバイダのサポートを強化
Security, Identity, & Compliance: Verified Permissions
Verified Permissionsが、Okta, CyberArk, Transmit securityなどのOIDCプロバイダーにおける詳細な認証を簡素化しました!
プロバイダーから受け取ったOIDCトークンから抽出された属性とグループに基づいてCedarポリシーを評価し、複雑な条件の認証を簡単に行えます。
Amazon Verified Permissions improves support for OIDC identity providers
Management系
★★★CloudWatch Application SignalsがBedrockをサポート
Management & Governance: CloudWatch
CloudWatch Application SignalsがBedrockに対応しました!
トレースやログにより生成AIモデルのアプリケーションにおけるBedrock呼び出しのエラーやパフォーマンスの低下を監視し、迅速なトラブルシューティングが行えます。
Amazon CloudWatch Application Signals now supports Amazon Bedrock
★★Control Towerが2つの記述型コントロールAPIをサポート
Management & Governance: Control Tower
Control Towerにマネージドコントロールの説明を取得する2つのAPIが追加されました!
ListControlsとGetControlによりコントロールライブラリのリストと詳細を取得でき、コントロールが導入しやすくなります。
AWS Control Tower releases 2 new descriptive control APIs
DevelopersIO記事:
[アップデート] AWS Control CatalogでControl Towerの各コントールの内容を参照できる様になりました
★★Configが29リージョンで124リソースタイプをサポート
Management & Governance: Config
29リージョンのConfigで、新たに124のリソースタイプが追加されました!
AWSアカウント内のより多くのリソースに対し、変更履歴の取得やセキュリティチェックおよび修復を行うことができます。
AWS Config expands support for 124 resource types across 29 AWS Regions
★★Resilience Hubがリソースのグルーピング機能を向上
Management & Governance: Resilience Hub
Resilience Hubが、リソースを単一ユニットのアプリケーションコンポーネントにグループ化する機能を改善しました!
コンポーネントが自動かつ正確に整理され、グループ化の推奨事項を受け取ることができることで、オンボーディングを簡素化し耐障害性評価を効率的に行えます。
AWS Resilience Hub introduces improved resource grouping capabilities
Analytics系
★★QuickSightがネストされたフィルターをサポート
Analytics: QuickSight
QuickSightにて、ネストされたフィルターを利用できるようになりました!
データセット内の1つのフィールドに対して別のフィールドをフィルターすることができ、マーケットバスケット分析といった様々なシナリオでの分析に役立ちます。
Amazon QuickSight now includes nested filters
公式ブログ:
Build a market basket analysis dashboard using nested filters in Amazon QuickSight
DevelopersIO記事:
[アップデート] Amazon QuickSight でネストされたフィルターが使えるようになりました
★★GlueでMLを活用した新しいGlue Data Qualityがサポート
Analytics: Glue
GlueがMLの活用を備えた新しいData Quality機能をリリースしました!
異常検出アルゴリズムにより見つけにくいデータ品質の問題や予期しない異常を特定し、それらに対する視覚的な結果を生成することができます。
AWS Glue announces GA of new ML-powered Glue Data Quality capability
公式ブログ:
Introducing AWS Glue Data Quality anomaly detection
★★Glue Data CatalogがAthenaとRedshift向けのviesをサポート
Analytics: Glue
Glue Data Catalogに新機能viewsが追加されました!
AthenaまたはRedshiftからマルチエンジンSQLビューを作成してクエリを行える機能で、Lake Formationが権限を管理し、簡単に豊富なクエリを実行してviewを作成できます。
AWS Glue Data Catalog views are now GA with Amazon Athena and Amazon Redshift
公式ブログ:
Query AWS Glue Data Catalog views using Amazon Athena and Amazon Redshift
★★DataZoneがビジネスユースケースごとのグループ化を行うdata productsをサポート
Analytics: DataZone
DataZoneに新機能data productsが追加されました!
ビジネスユースケースごとにデータ資産をバンドル化し、コンシューマーによるデータ資産の検索とサブスクライブを簡素化できるため、データ活用が効率化します。
Amazon DataZone offers business use case-based grouping with data products
公式ブログ:
★EMRがバージョン7.2を提供し、Apache Spark 3.5.1などをサポート
Analytics: EMR
EMR 7.2がリリースされ、Apache Spark 3.5.1, Trino 436, PrestoDB 0.285, Apache Icebarg 1.5.0, Delta 3.1が利用可能になりました!
EMRコンソールでのCloudWatchメトリクスの追加や、EKSにおけるApache Flink Operator 1.8のサポートなども含まれます。
Amazon EMR 7.2 now supports Apache Spark 3.5.1
Machine Learning系
★★★★Claude 3.5 SonnetとClaude 3 Haikuが複数リージョンでサポート
Machine Learning: Bedrock
Anthropicの現行最上位モデルであるClaude 3.5 Sonnetが、東京、シンガポール、オレゴン、フランクフルトの4リージョンで利用可能になりました!
さらに東京とシンガポールではClaude 3 Haikuが追加されており、低コスト、高速、高性能なモデルをあらゆるリージョンから呼び出せます。
Claude 3.5 Sonnet and Claude 3 Haiku now available in more regions
Qiita記事:
東京リージョンのBedrockにClaude 3.5 Sonnet / 3 Haikuが来た!宇宙最速で検知して確認してみた
祝🎉東京リージョンにClaude3ファミリーが登場!早速バージニア北部と対決させてみた!
ついにClaude 3.5 SonnetがAWS東京リージョンのBedrockで利用可能に 🎉
DevelopersIO記事:
最新 Claude 3.5 Sonnet が AWS東京リージョンの Amazon Bedrockで利用可能になりました
★★★Titan Image Generator G1 v2がBedrockで利用可能に
Machine Learning: Bedrock
バージニア北部とオレゴンリージョンのBedrockで、画像生成モデルTitan Image Generator G1 v2が利用可能になりました!
生成した画像に対し、ControlNetを使用した画像調整や、背景の除去、ファインチューニングによる被写体の一貫性とテーマの保持に対応しています。
Introducing Titan Image Generator v2 now available on Amazon Bedrock
公式ブログ:
Amazon Titan Image Generator v2 is now available in Amazon Bedrock
End User系
★WorkSpaces PersonalのWSP for WindowsがG4dnバンドルをサポート
End User Computing: WorkSpaces
WorkSpaces PersonalのWorkSpaces Streaming Protocol(WSP)for Windowsで、Graphics G4dnバンドルが利用可能になりました!
4K解像度と複数のモニターがサポートされ、NVIDIA GPU向けに最適化されたグラフィックスアプリケーションの利用や開発に適しています。
Announcing G4dn WorkSpaces Personal bundles with WSP for Windows
★WorkSpaces Thin ClientがWorkSpaces Poolsをsパオーと
End User Computing: WorkSpaces Thin Client
WorkSpaces Thin ClientがWorkSpaces Poolsに対応し、WorkSpaces Personalと選択できるようになりました!
非永続的で、自動スケーリング可能なプールで実行されるコスト効率の高い選択肢であり、Microsoft 365 Apps for enterpriseもサポートします。
Amazon WorkSpaces Thin Client now supports Amazon WorkSpaces Pools
Business系
★★Amazon ConnectがWorkSpaces向けにオーディオを最適化
Business Applications: Connect
Amazon ConnectがWorkSpacesのVDI環境でより高品質のオーディオを提供するようになりました!
エージェントのローカルデスクトップからConnectへメディアをリダイレクトしてオーディオを最適化し、ネットワークホップを減らすことで高品質を実現します。
Amazon Connect now supports audio optimization for Amazon WorkSpaces cloud desktops
★Amazon Connectがエージェントのスケジュールにおける追加の人員配置ルールをサポート
Business Applications: Connect
Amazon Connectにて、エージェントのスケジュール設定に新しいルールを追加できるようになりました!
最小休憩期間や連続勤務日数の上限などを設定可能となったことで、エージェントのスケジュール管理をより詳細に把握できます。
Amazon Connect now supports additional agent scheduling staffing rules
★Amazon Connectがキューに入れられたコンタクトのルーティング条件を更新するAPIをサポート
Business Applications: Connect
Amazon Connectに、UpdateContactRoutingData APIが追加されました!
キュー内のコンタクトにおける顧客名などの属性に基づいて、APIで優先エージェントのルーティング条件を更新し、適切な対応を行えるようにします。
Amazon Connect now provides an API to update routing criteria on a queued contact
Developer系
★★CodeBuildがArmベースのコンピューティングタイプを追加
Developer Tools: CodeBuild
CodeBuildにおけるArmベースのコンピューティングタイプにMedium, X-Large, 2X-Largeが追加されました!
x86と同様の選択肢となり、Graviton3を使ったアプリケーションのビルドや構築を柔軟なコンピューティングタイプで利用できます。
AWS CodeBuild now supports three new Arm-based compute types
DevelopersIO記事:
[アップデート] AWS CodeBuild の ARM コンテナで新しいコンピュートタイプが選択出来るようになりました
Cloud Finalcial系
★★Cost Optimization Hubが管理者の委任をサポート
Cloud Financial Management: Billing and Cost Management
Cost Optimization Hubにて、メンバーアカウントを委任管理者として指定できるようになりました!
Organizationsのマスターアカウントと独立して、コストの最適化に関するアカウント全体の推奨事項を表示および管理することができます。
Announcing delegated administrator for Cost Optimization Hub
DevelopersIO記事:
[アップデート] Cost Optimization Hub でも組織の委任管理者を設定出来るようになりました
その他
★Partner CentralがVMwareの移行加速プログラムするテンプレートをサポート
Others: Partner Central
Partner Centralにて、Migration Acceleration Program(MAP)テンプレートが簡素化されました!
VMwareに対する戦略的パートナーインセンティブ(SPI)が含まれており、VMWareを抱える顧客の移行を迅速に行えるようになります。
Simplified Migration Acceleration Program for VMware funding experience in AWS Partner Central
★Marketplaceが販売者の顧客契約と更新を追跡するダッシュボードとデータフィードをサポート
Others: Marketplace
Marketplaceの販売者データフィードサービス(SDDS)において、契約データフィードが提供されました!
メールやAPIを使用せずダッシュボードから契約や更新のステータスおよび推定額を参照し、データをS3からETLでBIツールに送信もできます。
おわりに
今週もどこよりも早いアップデートまとめをお送りしました!
なんといってもClaude 3.5 Sonnetと3 Haikuの東京リージョン登場がアツかったですね!
やっと7月が終わった気がします。
Twitterアカウントでは可能な限り日々のアップデートを紹介しているので、そちらもチェックしてみてください!
ハッシュタグ #しむそく も2023/10/20以降の(一部を除く)更新に付与しています!流し読みしたいときにどうぞ。